特許
J-GLOBAL ID:200903051931787429

環状共役ジエン系ブロック共重合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 猛 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-325867
公開番号(公開出願番号):特開平10-152539
出願日: 1996年11月22日
公開日(公表日): 1998年06月09日
要約:
【要約】【課題】 高分子主鎖に、少なくとも一個の環状共役ジエン系単量体単位を含有する少なくとも一個の(ポリマー)ブロック単位を有する環状共役ジエン系ブロック共重合体の新規な製造方法を提供する。【解決手段】 次式(I)により表される高分子主鎖を有する環状共役ジエン系重合体の製造方法であって、鎖状共役ジエン系単量体、ビニル芳香族系単量体、極性単量体、エチレン、α-オレフィン単量体から選択される少なくとも一種の単量体をアニオン重合する事により、少なくとも一個の成長末端を有するプレポリマーもしくは、ブロック共重合体中のブロック単位の一部を合成し、次いでこの成長末端の一部または全てに対して錯化剤を添加または追加し、次いで環状共役ジエン系単量体を重合することを特徴とする数平均分子量が300〜5,000,000の範囲である環状共役ジエン系ブロック共重合体の製造方法。【化1】
請求項(抜粋):
次式(I)により表される高分子主鎖を有する環状共役ジエン系ブロック共重合体の製造方法であって、鎖状共役ジエン系単量体、ビニル芳香族系単量体、極性単量体、エチレン、α-オレフィン単量体から選択される少なくとも一種の単量体をアニオン重合する事により、少なくとも一個の成長末端を有するプレポリマーもしくは、ブロック共重合体中のブロック単位の一部を合成し、次いでこの成長末端の一部または全てに対して錯化剤を添加または追加し、次いで環状共役ジエン系単量体を重合する事を特徴とする数平均分子量が300〜5,000,000の範囲である環状共役ジエン系ブロック共重合体の製造方法。【化1】[式(I)は、重合体の組成式を表す。A〜Eは高分子主鎖を構成する単量体単位を表し、A〜Eはどの順序に配列されていてもよい。a〜eは、単量体単位A〜Eの全重量に対する単量体単位A〜Eのそれぞれの重量%を表す。(A):環状共役ジエン系単量体単位から選択される一種または二種以上の単量体単位。(B):鎖状共役ジエン系単量体単位から選択される一種または二種以上の単量体単位。(C):ビニル芳香族系単量体単位から選択される一種または二種以上の単量体単位。(D):極性単量体単位から選択される一種または二種以上の単量体単位。(E):エチレン、及びα-オレフィン系単量体単位から選択される一種または二種以上の単量体単位。a〜eは次の関係を満足する。a+b+c+d+e=100、0.5≦a<100、0≦b≦99.5、0≦c≦99.5、0≦d≦99.5、及び0≦e≦99.5]
IPC (2件):
C08F297/00 ,  C08F236/04
FI (2件):
C08F297/00 ,  C08F236/04

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