特許
J-GLOBAL ID:200903051932249820

吸光光度計およびこの吸光光度計の自己診断方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-222621
公開番号(公開出願番号):特開平7-077492
出願日: 1993年09月07日
公開日(公表日): 1995年03月20日
要約:
【要約】【目的】光源や光検出素子のスペクトル特性変化の経時的な変化が発生しても測定に影響を与えない、スパン校正用駆動機構を不要とした吸光光度計およびこの吸光光度計の自己診断方法を提供する。【構成】検水1Aが導入される測定セル1の入射側に設けられる光源Lと測定セル1の間に挿入されるフィルタホイール2と、測定セル1の出射側に設けられる光検出素子PDと、演算装置9とを備え、フィルタホイール2は測定用フィルタFm1,Fm2 と校正用フィルタFc1,Fc2 と有し、測定および校正時の測定光は、光源Lから回転駆動される光学フィルタを介し、測定セル1を経由して光検出素子PDに至る光路を経由し、参照光は光源からの光の一部を取り出し、測定セル1を経由することなく、フィルタホイール2の光学フィルタを介し、測定光とは別タイミングで光検出素子PDに入射する。
請求項(抜粋):
検水が導入される測定セルと、この測定セルの一端部側に前記測定セルとの間に第1の間隙を置いて設けられた光源と、前記測定セルの他端部側に設けられた光検出素子と、この光検出素子の検出出力を演算処理する演算装置と、前記光源が出射する光の一部がその一端部に結合される第1光ファイバと、この第1光ファイバの他端部と第2の間隙を置いて対向配置された一端部を有し、前記光源が出射する光の一部を前記光検出素子に導く第2光ファイバと、回転可能に設けられ、その回転の中心から同一半径上の所定位置にそれぞれ設けられた測定用フィルタと校正用フィルタとを有し、回転して前記測定用フィルタまたは前記校正用フィルタを前記第1または第2の間隙に位置させるフィルタホイールと、を備え、測定用光路が、前記光源から前記測定セルを通って前記光検出素子まで、測定時には前記第1の間隙に位置した前記測定用フィルタを経由して形成され、校正時には前記第1の間隙に位置した前記校正用フィルタを経由して形成され、参照用光路が、前記光源から前記第1および第2の光ファイバを通って前記光検出素子まで、測定時には前記第2の間隙に位置した前記測定用フィルタを経由して形成され、校正時には前記第2の間隙に位置した前記校正用フィルタを経由して形成される、ことを特徴とする吸光光度計。
IPC (2件):
G01N 21/49 ,  G01N 21/27
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-315020
  • 特開昭49-056688
  • 特開平4-244924

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