特許
J-GLOBAL ID:200903051945315252

透過型スクリーン

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-224950
公開番号(公開出願番号):特開2002-040563
出願日: 2000年07月26日
公開日(公表日): 2002年02月06日
要約:
【要約】【課題】本発明は、温度・湿度変化によりスクリーンの中央部が膨らむことのない高画質の映像を観察できる透過型スクリーンを提供することを目的とする。【解決手段】透過型スクリーンに用いる拡散板の基材が、レンチキュラーレンズシートの基材と前記拡散板の基材との熱膨張係数の差が、5.5×10-5cm/cm/°C以下で、かつ前記レンチキュラーレンズシートの基材と前記拡散板の基材との23°C60%RHと60°C90%RHとの条件における寸法変化率の差が、0.35%以下の条件を満たす基材であって、さらに、その基材の上に1.5×10-5〜3.0×10-5cm/cm/°Cの範囲を満たす熱膨張係数を有する透光性基材が積層されており、レンチキュラーレンズシートと一体に積層されていることを特徴とする透過型スクリーンである。
請求項(抜粋):
映像光の投射側より、フレネルレンズシート、レンチキュラーレンズシート、拡散板を順次配置してなり、レンチキュラーレンズシートのレンズ面と反対側の平坦面と拡散板とが積層されている透過型スクリーンにおいて、前記拡散板の基材が、前記レンチキュラーレンズシートの基材の熱膨張係数をα1、また前記拡散板の基材の熱膨張係数をα2と表したとき、その熱膨張係数の差│α1-α2│が、5.5×10-5cm/cm/°C以下で、かつ前記レンチキュラーレンズシートの基材の23°C60%RHと60°C90%RHとの条件における寸法変化率β1、また前記拡散板の基材の該寸法変化率をβ2と表したとき、その寸法変化率の差│β1-β2│が、0.35%以下の条件を満たす基材であって、さらに、その基材の上に1.5×10-5〜3.0×10-5cm/cm/°Cの範囲を満たす熱膨張係数を有する透光性基材が積層されており、該透光性基材が、観察側の最外面に配置するようにレンチキュラーレンズシートのレンズ面と反対側の平坦面に積層されていることを特徴とする透過型スクリーン。
Fターム (6件):
2H021BA23 ,  2H021BA24 ,  2H021BA26 ,  2H021BA27 ,  2H021BA28 ,  2H021BA29
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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