特許
J-GLOBAL ID:200903051946706883
内燃機関用エアクリーナ
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-235369
公開番号(公開出願番号):特開平9-079099
出願日: 1995年09月13日
公開日(公表日): 1997年03月25日
要約:
【要約】【課題】 合成樹脂製で二重壁構造のエアクリーナを容易に成形可能にする。【解決手段】 エアクリーナ1のケーシングを構成するために、少なくとも一つの開口部材32,42と少なくとも一つの蓋部材31,41が予め別々に型成形された後に相互に結合されるので、それらが内壁33,43及び外壁34,44等からなる二重壁構造を有するものであっても、外壁に鍔部46等を形成することはもとより、内壁にエレメント2の周囲のシール部材22を挟持するための鍔部45等を形成したり、内壁に吸気入口管6或いは吸気出口管5を一体成形する場合でも、型成形においてアンダーカット部の発生によって型抜きが困難になるという従来技術に見られる問題がなくなり、二重壁構造のエアクリーナを容易に製造することが可能になる。
請求項(抜粋):
ケーシングが、別に型成形された後に相互に連結される合成樹脂製のアッパーケースとロアケースからなっていると共に、前記ケーシングが少なくとも前記アッパーケースとロアケースの合わせ目において外壁と内壁からなる二重壁構造を有しており、前記アッパーケースとロアケースが連結されたときに対応する内壁端部の合わせ目の部分にそれぞれ鍔部が形成されていて、対応するそれらの鍔部によってそれらの間に、エレメントの濾過体の周囲を取り囲んでいるシール部材を挟持するように構成されている内燃機関用のエアクリーナにおいて、前記アッパーケースとロアケースの少なくとも一方を、別に型成形される開口部材と蓋部材との結合体として構成することによって、鍔部を成形するためのアンダーカット部を解消したことを特徴とする内燃機関用エアクリーナ。
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