特許
J-GLOBAL ID:200903051948907045

セルラー遠隔通信システムのソフトハンドオフ方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-509578
公開番号(公開出願番号):特表平9-505950
出願日: 1993年09月24日
公開日(公表日): 1997年06月10日
要約:
【要約】ユーザ移動ステーション(30)が少なくとも2つのベースステーション(BS)を通してユーザ通信無線信号を、別のシステムユーザに接続された制御移動交換機(MSC)へ及びそこから中継するようなセルラー遠隔通信システムにおいてソフトハンドオフを行う方法が提供される。ユーザ情報信号のこの中継は、アップリンク及びダウンリンク方向にデジタル送信接続(70-76,80-86)を経て搬送されるデジタルフレームを用いることにより実行される。ベースステーションと交換機との間の2つ以上の地上ルートの遅延差は、新規な時間整列(TA)手順によって補償される。各ベースステーションは、時間整列要求を移動交換機へ送出し、移動交換機は、全てのベースステーションからのTA要求を考慮することによりダウンリンク送信のフレーム時間整列を実行する。
請求項(抜粋):
ユーザ移動ステーションが複数のベースステーションの少なくとも1つを経てユーザ通信無線信号を中継し、そして上記ベースステーションが更に上記ユーザ通信信号を、別のシステムユーザに接続された制御移動交換機へ及びそこから中継し、ユーザ情報信号のこの更なる中継は、アップリンク及びダウンリンク方向にデジタル送信接続を経て送られるデジタルフレームを用いることによって実行されるようなセルラー遠隔通信システムにおいて、ソフトハンドオフのための方法が、 ダイバーシティ合成を伴うソフトハンドオフを開始して、上記制御移動交換機が第1のベースステーション及び第2のベースステーションを経て上記移動ステーションと同時に通信するようにし、 上記制御移動交換機と上記第1のベースステーションとの間で第1のデジタル送信接続を経てアップリンク及びダウンリンク方向に上記ユーザ通信フレームの第1送信を行い、 上記第1ベースステーションから上記移動ステーションへ無線送信を行う前に上記第1ベースステーションにおいて上記ダウンリンクユーザ通信フレームの第1バッファ動作を行い、 上記第1ベースステーションから上記制御移動交換機へ上記ユーザ通信フレームに対する時間整列要求の第1送信を行い、この時間整列要求は、上記第1ベースステーションにおける上記第1バッファ動作の遅延の第1制御に意図されたものであり、 上記制御移動交換機と上記第2のベースステーションとの間で第2のデジタル送信接続を経てアップリンク及びダウンリンク方向に上記ユーザ通信フレームの第2送信を行い、 上記第2ベースステーションから上記移動ステーションへ無線送信を行う前に上記第2ベースステーションにおいて上記ダウンリンクユーザ通信フレームの第2バッファ動作を行い、 上記第2ベースステーションから上記制御移動交換機へ上記ユーザ通信フレームに対する時間整列要求の第2送信を行い、この時間整列要求は、上記第2ベースステーションにおける上記第2バッファ動作の遅延の第2制御に意図されたものであり、 上記制御移動交換機において上記他のシステムユーザからのダウンリンク通信信号の第3のバッファ動作を行い、 上記制御移動交換機において上記他のシステムユーザからの上記バッファされたダウンリンク通信信号を処理し、この処理は、上記ダウンリンクユーザ通信フレームを形成し、 上記制御移動交換機から上記第1ベースステーションへ上記第1ダウンリンク送信を行う前に上記制御移動交換機において上記処理されたダウンリンクユーザ通信フレームの第4バッファ動作を行い、上記第1ダウンリンク送信のフレーム時間整列は、上記第1時間整列要求に応答するものであり、 上記制御移動交換機から上記第2ベースステーションへ上記第2ダウンリンク送信を行う前に上記制御移動交換機において上記処理されたダウンリンクユーザ通信フレームの第5バッファ動作を行い、上記第2ダウンリンク送信のフレーム時間整列は、上記第2時間整列要求に応答するものである、という段階を備えたことを特徴とする方法。
IPC (2件):
H04Q 7/22 ,  H04Q 7/28
FI (2件):
H04B 7/26 108 B ,  H04Q 7/04 K
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特表平4-502845

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