特許
J-GLOBAL ID:200903051950966890
挟み込み検出装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-341794
公開番号(公開出願番号):特開平7-163169
出願日: 1993年11月30日
公開日(公表日): 1995年06月23日
要約:
【要約】【目的】 モータの開閉体を駆動する負荷の変化、温度変化等に対応して安定的な動作を保証する。【構成】 開閉体と枠体との間に異物等が挟まると、モータ1の電流値は急激に増加する。電流検出部である増幅器6からは、急激に増加するモータ電流値に比例する信号Iが出力される。この時、ローパスフィルタ12においては、急激に変化する信号を出力しないので、その出力信号は変化しない成分のIsのみであり、差動増幅器13において出力信号はI-Isとなる。一方、微分器11においては、入力信号を時間微分した信号Idを出力とすると、Idの量の信号を出力し、増幅器15により出力信号はK2×Idとなる。加算増幅器16は、F(挟み込み荷重)=K1×{(I-Is)+K2×Id}を出力する。Fが一定の荷重条件Fr以上の荷重が加わると、比較器17は制御器2の制御入力2cに制御信号を出力し、モータ1を反転させる。
請求項(抜粋):
開閉体と、開閉体を支持する枠体と、開閉体を駆動するモータと、モータの駆動を制御する制御部と、モータの供給電流を検出する電流検出部と、検出電流値を入力信号として演算処理し演算結果に応じて挟み込み状態の判別信号を出力する演算部から構成され、演算部の出力に応じて制御部がモータを制御する装置において、演算部の演算方法として、 K1×{(I-Is)+K2×Id} ...(1)I :モータの現在の電流値Is:モータの現在迄の平均電流値、或いは、モータの定常回転時の電流値Id:モータの現在の電流値の時間微分値K1:定数K2:定数の関係に従って演算した結果の値と基準値とを比較判別し、該計算結果の値が基準値を越えた場合には前記演算部が『挟み込み状態』を認識する信号を出力し、該制御信号により制御部がモータの回転を反転させる等の制御をすることを特徴とする開閉体と枠体との間の異物の挟み込み検出装置。
IPC (2件):
引用特許:
前のページに戻る