特許
J-GLOBAL ID:200903051953098872

廃水の処理方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大澤 斌 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-147168
公開番号(公開出願番号):特開平7-328614
出願日: 1994年06月06日
公開日(公表日): 1995年12月19日
要約:
【要約】【目的】 原廃水中のCOD成分及び着色物質を濃厚に含む濃縮水を排出する必要なく、しかも河川或いは公共下水に放流できる程度にまで、COD成分と着色物質を含む廃水を処理できる廃水の処理方法及びその装置を提供する。【構成】 廃水は、先ず、分離膜装置(1)に入り、そこで膜分離作用により、分離膜を透過した膜処理水と、廃水中のCOD成分及び着色物質が濃縮された濃縮水とに分けられる。膜処理水は、COD濃度が低く、かつ水の色も無色透明に近いので、そのまま河川又は公共下水に放流され、濃縮水は更に次の乳化工程に送られる。乳化工程では、濃縮水は、混練機(2)によって粘弾性体と混練されることにより、粘弾性体を連続相とし、濃縮水を分散相とする乳化粘弾性体となる。混練機内で乳化した粘弾性体は、回分的又は連続的に新しい粘弾性体と交換されつつ、濃縮水に含まれたCOD成分及び着色物質を全て含む廃粘弾性体として外部に排出される。
請求項(抜粋):
分離膜を使用して廃水をCOD濃度及び着色物質濃度の高い濃縮水とCOD濃度及び着色物質濃度の低いリーン水とに分離する膜分離工程と、膜分離工程で生じた濃縮水と粘弾性体とを混練して乳化粘弾性体にする乳化工程とを備えることを特徴とする廃水の処理方法。
IPC (6件):
C02F 1/28 ZAB ,  C02F 1/28 ,  C02F 1/42 ZAB ,  C02F 1/44 ZAB ,  C02F 1/58 ,  C02F 1/58 ZAB

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