特許
J-GLOBAL ID:200903051953889241

液晶表示パネルの切断条件設定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大岩 増雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-108357
公開番号(公開出願番号):特開平11-305181
出願日: 1998年04月17日
公開日(公表日): 1999年11月05日
要約:
【要約】【課題】 LCDパネルの製造工程において、スクライブ・ブレイク方式による切断条件をシミュレートできる数値解析モデルを構築することにより、迅速且つ低コストに切断条件を決定し、最適条件及び限界条件を明確化する。【解決手段】 LCDパネルの有限要素モデルを作成し、ガラス基板、スペーサ、シール材等の機械的特性値、境界条件及び荷重条件を入力した後、ブレイク荷重によるLCDパネルの変形を有限要素法を用いて解析し、スクライブ表面の節点変位を算出する。得られた節点変位より導出したスクライブ先端のモード1、モード2に対する応力拡大係数K1 、K2 を比較することにより、切断方向と切断可否を予測した後、プロセス条件を設定し、スクライブ装置及びブレイク装置のプログラミングを行う。
請求項(抜粋):
表示駆動基板及び対向基板間の外縁部にシール材が形成され、上記2枚の基板と上記シール材により形成される空間にスペーサ及び液晶が配置されてなる液晶表示パネルの製造工程において、貼り合わされた上記2枚の基板のいずれか片面のみをスクライブ・ブレイク方式により切断する際の切断条件設定方法であって、液晶表示パネルの有限要素モデルを作成し、上記液晶表示パネルの構成材料であるガラス基板、スペーサ、シール材等の機械的特性値、境界条件及び荷重条件を入力する工程、上記有限要素モデルを用いて、ブレイク荷重による上記液晶表示パネルの変形を有限要素法を用いて解析し、スクライブ表面の節点変位を算出する工程、上記節点変位より導出したスクライブ先端の応力拡大係数より上記液晶表示パネルの切断性を予測し、スクライブ装置及びブレイク装置のプログラミングを行う工程を含むことを特徴とする液晶表示パネルの切断条件設定方法。
IPC (2件):
G02F 1/13 101 ,  C03B 33/037
FI (2件):
G02F 1/13 101 ,  C03B 33/037

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