特許
J-GLOBAL ID:200903051962836177
車両用三波共用アンテナ
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-117648
公開番号(公開出願番号):特開平5-315827
出願日: 1992年05月11日
公開日(公表日): 1993年11月26日
要約:
【要約】【目的】AM,FM波に対しては従来アンテナと同等の感度を有し、電話波に対しては実用上十分な感度とVSWR特性を持つ車両用三波共用アンテナを提供。【構成】FM波の1/4 波長近傍の電気長を有するモノポールアンテナ素子10と、アンテナ素子10を軸方向の中心として同軸状に設けた電流阻止用の第1の二重スリーブ20および位相調整用の第2の二重スリーブ30とを備え、アンテナ素子10に対する第1,第2の二重スリーブ20,30 における内外パイプの位置関係をそれぞれ特定した。又アンテナ素子10の基端部において、アンテナの誘導性リアクタンスを打ち消しアンテナのインピーダンスを規定値に近付ける如く設けられた容量性リアンタンスを有するアンテナ取付け部(40,50) と、誘導性リアクタンスおよび容量性リアクタンスに対し二重同調機能をもつハイパスフィルタ及びAM/FM波と電話波とを分波するローパスフィルタを含む分波器57とを備えた。
請求項(抜粋):
FM波の波長をλf としたとき、λf /4の近傍の電気長を有するモノポールアンテナ素子と、このモノポールアンテナ素子を軸方向の中心として同軸状に設けた電流阻止用の第1の二重スリーブと、この第1の二重スリーブから基端部方向へ所定距離だけ離れた位置において、前記モノポールアンテナ素子を軸方向の中心として同軸状に設けた位相調整用の第2の二重スリーブとを備え、前記モノポールアンテナ素子の先端部から第1の二重スリーブの内パイプ先端部までの長さL1 が、電話波の中域周波数帯の波長をλm としたとき、λm /4の奇数倍近傍に設定され、前記第1の二重スリーブの内パイプの先端部から第2の二重スリーブの内パイプの先端部までの長さL2 が、3λm /4近傍に設定され、前記第2の二重スリーブの内パイプの先端部から車体壁までの長さL3 が、電話波の低域周波数帯の波長をλl としたとき、λl /4より長い誘導性リアクタンス領域の長さに設定され、前記第2の二重スリーブの外パイプの先端部から車体壁までの長さL4 が、電話波の高域周波数帯の波長をλh としたとき、λh /4より長い誘導性リアクタンス領域の長さに設定されていることを特徴とする車両用三波共用アンテナ。
IPC (2件):
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