特許

J-GLOBAL ID：200903051963307100

多重通信装置

発明者： 梅木 政俊 ,  野村 啓二 ,  木村 隆志 ,  渡辺 静久 ,  杉浦 一正 ,  於保 茂
出願人/特許権者： 日産自動車株式会社 ,  株式会社日立製作所
代理人 (1件)： 中村 純之助 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-279666
公開番号（公開出願番号）：特開平5-122777
出願日： 1991年10月25日
公開日（公表日）： 1993年05月18日
要約：

【要約】【目的】 実際の負荷状態に正しく対応した応答を親局へ送信することの出来る多重通信装置を提供する。【構成】 複数の子局と親局との間で通信線101を介して通信データを送受信する多重通信装置において、上記の子局内に、アドレス一致判定部105がアドレス一致を検出した時点からその回の送信終了までの間、入力レジスタ108における負荷状態の入力データ取り込みを禁止する禁止手段(通信制御部200とアンド回路201)を設けた構成。【効果】 負荷状態の不定領域期間における入力データ取り込みを禁止し、負荷状態が安定してからデータを取り込むので、実際の負荷状態に正しく対応した応答を親局へ送信することが出来る。

請求項（抜粋）：

データを通信線に送信するための送信バッファと、通信線からデータを受信するための受信バッファと、送信時にはデータを直列に上記送信バッファに転送し、受信時には受信データを保持し、そしてデータの内容を判断し、データ内容によっては外部負荷を制御するための制御データ信号を下記出力レジスタに出力し、さらに負荷の状態を下記入力レジスタから取り込んで判断・処理を行なうシリアル・パラレル/パラレル・シリアル変換部と、上記シリアル・パラレル/パラレル・シリアル変換部に保持された受信データに含まれるアドレスデータを読み取って、予め登録された受信すべき通信データのアドレスと一致するか否かを判定するアドレス一致判定部と、上記アドレス一致判定部の結果を読み込んで、アドレスが一致した場合には各レジスタの入出力制御や下記入力レジスタからのデータの入力ラッチ制御や送受信などの制御を行なう通信制御部と、上記シリアル・パラレル/パラレル・シリアル変換部と上記通信制御部の制御信号を取り込んで、負荷制御用の信号として出力する出力レジスタと、負荷の状態を検知した信号を取り込む入力レジスタと、上記入力レジスタにおけるデータ取り込み、すなわち負荷の状態に対応した出力のサンプリングを行なう際のタイミングを設定するためのクロック信号を発生するサンプルクロック発生器と、を主要な要素として構成された子局を複数個備え、該子局と親局との間で通信線を介して通信データを送受信する多重通信装置において、上記の子局内に、上記アドレス一致判定部がアドレス一致を検出した時点からその回の送信終了までの間、上記入力レジスタにおける負荷状態の入力データ取り込みを禁止する禁止手段を設けたことを特徴とする多重通信装置。

IPC (5件)：

H04Q 9/00 341 ,  B60R 16/02 ,  H04L 12/40 ,  H04Q 9/00 311 ,  H04Q 9/00 321