特許
J-GLOBAL ID:200903051963333276

軸受ホルダおよびその射出成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横沢 志郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-030892
公開番号(公開出願番号):特開2002-303331
出願日: 1996年04月10日
公開日(公表日): 2002年10月18日
要約:
【要約】【課題】 VTRキャプスタンモータ等に使用する成形品である軸受ホルダを精度良く簡単に製造すること。【解決手段】 軸受ホルダ1は、出力回転軸7の軸孔2を備え、当該軸孔2の内周面に保持した軸受部材5、6を介して出力回転軸7を回転自在に支持している。軸受ホルダ1の反出力側軸端4には環状の突出部分4Aが形成されており、この環状の突出部分4Aには軸線方向の厚さが薄い薄肉部分4Bと、当該薄肉部分に比べて軸線方向の厚さが厚い厚肉部分4Cとが含まれている。反出力側軸端4の側には、軸孔2と同心状に環状の肉盗み11が形成されている。この肉盗み11によって、出力側軸端3の軸孔外周壁部分と反出力側軸端部4の軸孔外周壁部分の肉厚を実質的に等しくでき、従って、成形材料が硬化する過程で両側の軸端部分でのひけ量をほぼ等しくすることができる。この結果、得られる軸受ホルダの軸孔の円筒度、真円度の精度の低下を防止できる。
請求項(抜粋):
出力回転軸の軸孔を備え、当該軸孔の内周面に保持した軸受部材を介して前記出力回転軸を回転自在に支持する射出成形品である軸受ホルダであって、軸受ホルダの軸線方向における一端側に位置する出力側軸端と、他端側に位置する反出力側軸端とを有し、前記反出力側軸端には環状の突出部分が形成されており、この環状の突出部分には前記軸線方向の厚さが薄い薄肉部分と、当該薄肉部分に比べて前記軸線方向の厚さが厚い厚肉部分とが含まれており、前記軸受部材には、前記軸孔の前記出力側軸端の側の軸端開口から圧入された第1の軸受部材と、前記反出力側軸端の側の軸端開口から圧入された第2の軸受部材とが含まれており、前記反出力側軸端の側には、前記軸孔と同心状に環状の肉盗みが形成されていることを特徴とする軸受ホルダ。
IPC (3件):
F16C 35/02 ,  B29C 45/26 ,  B29L 31:04
FI (3件):
F16C 35/02 B ,  B29C 45/26 ,  B29L 31:04
Fターム (9件):
3J017AA10 ,  3J017BA10 ,  3J017CA01 ,  4F202AH14 ,  4F202AH33 ,  4F202CA11 ,  4F202CB01 ,  4F202CK08 ,  4F202CK81
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 軸受ホルダー
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-098340   出願人:株式会社三協精機製作所
  • 特開平3-239148

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