特許
J-GLOBAL ID:200903051967844224

ディスクアレイ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-123208
公開番号(公開出願番号):特開平5-324490
出願日: 1992年05月15日
公開日(公表日): 1993年12月07日
要約:
【要約】【目的】 データを複数の記憶装置に分散記憶するシステムにおいて、複数の部分障害の存在があらかじめ分かっている領域に対してアクセスする場合に、コマンド発行オーバヘッドの削減およびデータ転送速度低下の防止を図る。【構成】 データを分散記憶する複数の記憶装置と前記装置集合を制御しアクセス要求を処理する制御装置からなるシステムであり、データにはあらかじめ冗長データが付加してありデータ回復が可能であり、検出済みの部分障害の位置を記録する手段を有し、記憶装置とバッファ間のデータパスを制御するDTCを持ち、DTCの操作により、データ回復機能にデータを転送することにより、データ回復を行う。
請求項(抜粋):
複数の記憶装置と、これらの記憶装置を制御する制御装置と、前記制御装置と記憶装置を接続するパスと、データの入出力を要求する処理装置と、上記処理装置と上記制御装置を接続するパスからなり、上記制御装置は、入出力要求を実行する制御プロセッサと、上記記憶装置とのパスを制御する記憶装置インタフェースと、上記処理装置との入出力要求やデータ転送を制御する処理装置インタフェースと、データを記憶するバッファと、上記記憶装置インタフェースと上記バッファ間のデータパスを制御するデータ転送制御装置と、データ復元を行うデータ回復装置からなり、前記処理装置では、複数の記憶装置の同一アドレスに記憶するデータ集合からパリティなどの冗長データを生成し、他の記憶装置の前記同一アドレスに記憶する方式を採用するストレージシステムでのデータ読み出し処理において、障害を検出する手段と、前記障害の障害情報を取得する手段と、上記障害情報をもとに、前記障害の分類を行い、記憶装置の一部分にだけ影響する部分障害である場合に、前記障害が発生した記憶装置番号と部分障害領域のアドレスを記憶する障害情報記録手段と、上記処理装置からの要求について、記憶装置にアクセスする前に、上記制御装置において、前記要求の要求アクセス範囲について前記障害情報記録手段が記憶した情報を検索し、部分障害が存在する場合には、前記部分障害領域を含む連続領域を冗長データによるデータ回復対象として、各記憶装置への読み込みコマンド及びデータ回復処理をスケジュールする手段と、各記憶装置について前記連続領域以外の範囲を読み込むためのコマンドを作成し、各記憶装置に発行する手段と、前記コマンドにより記憶装置から読み出したデータを前記スケジュールに従い、データ回復手段を経由してバッファに転送するパスとデータ回復手段を経由しないで直接バッファに転送するパスを選択し、データをバッファに格納する手段と、 前記連続領域のデータについて、他の記憶装置のデータと上記冗長データからデータを復元する手段を備えることにより前記部分障害領域に対する読み出し動作を回避することを特徴とするディスクアレイ制御装置。
IPC (2件):
G06F 12/16 310 ,  G06F 3/06 305

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