特許
J-GLOBAL ID:200903051968149422
消臭性繊維の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
溝上 哲也 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-053072
公開番号(公開出願番号):特開2001-248069
出願日: 2000年02月29日
公開日(公表日): 2001年09月14日
要約:
【要約】【課題】 亜鉛イオンが配位されたカルボキシル基を有する重合体化合物を繊維に付与させる消臭性繊維の製造方法において、処理後の廃液中に含まれる残存亜鉛イオンの濃度を可及的に低減させ、廃液処理の工程を不要にする。【解決手段】 繊維を投入する処理浴に、カルボキシル基を有する重合体化合物と、前記カルボキシル基に配位される亜鉛イオンとを含む処理液を注入するとき又はその前後に、前記繊維に対して少なくとも0.02重量%以上のキトサンを前記処理浴に注入する方法、あるいは前記繊維を前記処理液に浸漬させる以前に、別の処理浴に、前記繊維に対して少なくとも0.02重量以上のキトサンを含む溶液を注入して、このキトサンを含む溶液に前記繊維を浸漬させる方法の何れかを採用し、亜鉛イオンが配位されたカルボキシル基を有する重合体化合物が、繊維に選択的に吸尽されるようにする。
請求項(抜粋):
処理浴に、カルボキシル基を有する重合体化合物と、前記カルボキシル基に配位される亜鉛イオンとを含む処理液を注入し、この注入をするとき又はその前後に、前記処理浴に繊維を投入し、この繊維を前記処理液に浸漬させて、前記重合体化合物及び前記亜鉛イオンを前記繊維に付与させる消臭性繊維の製造方法において、前記処理液を前記処理浴に注入するとき又はその前後に、前記繊維に対して少なくとも0.02重量%以上のキトサンを前記処理浴に注入するか、あるいは前記繊維を前記処理液に浸漬させる以前に、別の処理浴に、前記繊維に対して少なくとも0.02重量%以上のキトサンを含む溶液を注入して、このキトサンを含む溶液に前記繊維を浸漬させることを特徴とする消臭性繊維の製造方法。
IPC (4件):
D06M 15/03
, A61L 9/01
, D06M 11/44
, D06M 15/263
FI (4件):
D06M 15/03
, A61L 9/01 E
, D06M 15/263
, D06M 11/04 Z
Fターム (22件):
4C080AA07
, 4C080BB02
, 4C080CC01
, 4C080HH09
, 4C080JJ05
, 4C080KK08
, 4C080LL07
, 4C080MM07
, 4C080NN23
, 4C080NN26
, 4L031AB01
, 4L031BA05
, 4L031BA33
, 4L031BA36
, 4L031DA13
, 4L033AB01
, 4L033AC10
, 4L033AC15
, 4L033CA02
, 4L033CA18
, 4L033CA70
, 4L033DA00
前のページに戻る