特許
J-GLOBAL ID:200903051968846379

樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-011382
公開番号(公開出願番号):特開平6-220278
出願日: 1993年01月27日
公開日(公表日): 1994年08月09日
要約:
【要約】【目的】 食品用途のケース、包装材料用などに使われる押出成形シート、フィルム、更に真空成形、プレス成形、折り曲げ成形した容器、ケースにおいては、高度の透明性、剛性更に面衝撃性を必要としている。これらの用途用に高度の透明性、特に青白く見える欠点の無い透明性と剛性、低温面衝撃性とをバランスさせた、シート特性に優れた樹脂組成物を提供することが本発明の目的である。【構成】 本発明は、(a)実質的にA-B-A' 構造が分子鎖の90重量%を構成するビニル芳香族炭化水素と共役ジエンからなるブロック共重合体樹脂と(b)ビニル芳香族炭化水素と、(メタ)アクリル酸エステルとの共重合体樹脂とを配合してなる組成物であって、(a)+(b)=100重量%に対して(a)が30重量%以上、70重量%以下、(b)が30重量%以上、70重量%以下であるシート用樹脂組成物である。
請求項(抜粋):
(a)2個のビニル芳香族炭化水素重合体ブロックA,A’と、該ビニル芳香族炭化水素重合体ブロックに挟まれたビニル芳香族炭化水素と共役ジエンとのランダム共重合体および/または共役ジエン重合体から構成されるブロックBから構成される分子鎖A-B-A’が90重量%以上からなり、10%以内重量がビニル芳香族炭化水素と共役ジエンとのランダム共重合体および/または共役ジエン重合体から構成される熱可塑性ブロック共重合体を基本とする熱可塑性ブロック共重合体であって、該ブロック共重合体中のビニル芳香族炭化水素含有量が65重量%以上、80重量%以下、ビニル芳香族炭化水素重合体ブロックの含有量が40重量%以上、55重量%以下、ビニル芳香族炭化水素重合体ブロックの分子量分布が1.6以下、MIが0.5g/10min以上、20g/10min以下である熱可塑性ブロック共重合体と(b)(メタ)アクリル酸エステルの含有量が8重量%以上、25重量%以下のビニル芳香族炭化水素-(メタ)アクリル酸エステル共重合体樹脂からなる透明樹脂組成物であって、(a)+(b)=100重量%に対して(a)が30重量%以上、70重量%以下、(b)が30重量%以上、70重量%以下である樹脂組成物。
IPC (2件):
C08L 25/14 LDX ,  C08L 53/02 LLY

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