特許
J-GLOBAL ID:200903051973188940

自動分析装置のサンプル分注装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-050035
公開番号(公開出願番号):特開2001-242182
出願日: 2000年02月25日
公開日(公表日): 2001年09月07日
要約:
【要約】【課題】サンプルプローブが詰まった場合にその程度を検出でき、サンプル内の異物等の存在の可能性を検出し、分注動作が正しく行われたかを検証することができ、測定結果の信憑性を高めることが可能な自動分析装置のサンプル分注装置を実現する。【解決手段】差圧センサ10はT字継ぎ手6a、6bによって分注シリンジ4とサンプルプローブ1との間に接続され、その出力はアンプ11、A/D変換器12を経て、マイクロコンピュータ13に取り込まれる。マイクロコンピュータ13では吸引・吐出動作中の差圧センサ10の出力をメモリ14に格納し、サンプルプローブ1の詰まり具合を判断する。差圧センサ10による圧力差を測定することの利点は、サンプルプローブ1が閉塞した状態では圧力差が“0”であるために、サンプルプローブ1が閉塞していない状態での圧力差を測定すれば、正常状態と完全閉塞状態との2点の圧力差が求まり、圧力差に応じてサンプルプローブの詰り具合の検出が可能となる。
請求項(抜粋):
分注シリンジと、この分注シリンジに連結されたサンプルプローブと、分注シリンジを吸排動作させてサンプルプローブによりサンプル容器内のサンプルを吸引・吐出する分注手段とを有する自動分析装置のサンプル分注装置において、上記サンプルプローブと分注シリンジとを連結するチューブと、上記チューブのサンプルプローブ側に位置するチューブ内の第1圧力測定点と、上記チューブの分注シリンジ側に位置するチューブ内の第2圧力測定点との圧力差を検出するための圧力センサと、上記圧力センサが検出した上記圧力差に基づいて、上記サンプルプローブ内が閉塞状態か否かを判断する詰まり判断手段と、を備えることを特徴とする自動分析装置のサンプル分注装置。
Fターム (7件):
2G058EA02 ,  2G058EA14 ,  2G058EB01 ,  2G058EB22 ,  2G058ED02 ,  2G058GB10 ,  2G058HA00

前のページに戻る