特許
J-GLOBAL ID:200903051982713535

二重ソケット構造の人工股関節窩及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-077552
公開番号(公開出願番号):特開平10-323360
出願日: 1998年03月25日
公開日(公表日): 1998年12月08日
要約:
【要約】【課題】 低コストのプロテーゼを良好に錨着可能とする。【解決手段】股関節ソケットは、プラスチックから成る内側ソケット2に不動に結合されているアンカーピン8を備えた薄壁の金属の外側ソケット1から成っている。内側ソケット2の支承面21が、両ソケット1,2の結合後にはじめて形成されるため、支承面21の高い形状精度が保証され、比較的弾性の外側ソケット1及び一次錨着のための良好な錨着手段が構成される。
請求項(抜粋):
二重ソケット構造の人工股関節ソケットであって、チタンから成る外側ソケット(1)と高分子の圧縮されたポリエチレンから成る内側ソケットとを有し、外側ソケット(1)が赤道(3)の範囲で内側ソケット(2)から内側へ突出して、両ソケット(1,2)間に半永久的な解離不能な結合部を形成している形式のものにおいて、外側ソケット(1)が、厚さSが3>S>1mmである深絞り薄鈑から成形されており、かつ外側ソケット(1)が鍔出し又は曲げ込みにより内側ソケット(2)の肩部(5)に沿って曲げ込まれており、かつ外側ソケット(1)がほぼ主荷重作用方向(6)に、アンカーピン(8)が取り付けられている少なくとも1つの折り曲げ部(7)を有していることを特徴とする、二重ソケット構造の人工股関節ソケット。

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