特許
J-GLOBAL ID:200903052002320296

アルミナ繊維系断熱材料およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-057711
公開番号(公開出願番号):特開平7-330459
出願日: 1995年03月16日
公開日(公表日): 1995年12月19日
要約:
【要約】【目的】 宇宙船及び宇宙船キャビンを熱から保護するのに使用できる使用温度が1600°Cのオーダーであり、熱伝導率が低く、強度がある軽量繊維状断熱材料を得ること。【構成】 本発明の多孔質異方性材料は、アルミナ系繊維[Al2O372〜97重量%とSiO23〜28重量%とからなり、平均径が2μm以下であり、平均アスペクト比(l/d)が30〜130、強度が少なくとも600MPaであり、クラシフィケーション温度が1650°Cである]70〜90重量%及びアルミノ珪酸塩バインダー10〜30重量%含有し;密度が0.15〜0.5g/cm3の範囲であり;1600°Cで24時間保持後の線収縮が、「強」方向で2%以下であり、「弱」方向で4%以下であり;「弱」方向において、引張強さが少なくとも0.15MPaであり、圧縮強さが少なくとも0.2MPaであり;異方性が1.3〜4であり;そして温度1600°Cで長期間使用できる。
請求項(抜粋):
アルミナ系繊維とアルミノ珪酸塩バインダーとから構成される多孔質異方性物体の形態をしている断熱材料であって、a)アルミナ系繊維70〜90重量%とアルミノ珪酸塩バインダー10〜30重量%とを含有し、前記繊維がAl2O372〜97重量%とSiO23〜28重量%とからなり、平均径が2μm以下であり、平均アスペクト比(l/d)が30〜130、好ましくは40〜90であり、強度が少なくとも600MPaであり、クラシフィケーション温度が1650°Cであること、b)密度が150〜500kg/m3(0.15〜0.5g/cm3)の範囲であること、c)1600°Cで24時間保持後の線収縮が、「強」方向で2%以下であり、「弱」方向で4%以下であること、d)「弱」方向において、引張強さが少なくとも0.15MPaであり、圧縮強さが少なくとも0.2MPaであること、e)異方性が1.3〜4であること、およびf)温度1600°Cで長時間使用できることを特徴とするアルミナ繊維系断熱材料。
IPC (5件):
C04B 38/00 303 ,  C04B 32/00 ,  C04B 32/02 ,  C04B 35/63 ,  D01F 9/08

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