特許
J-GLOBAL ID:200903052010931261

極低温冷凍機の冷却油制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-067032
公開番号(公開出願番号):特開平7-280368
出願日: 1994年04月05日
公開日(公表日): 1995年10月27日
要約:
【要約】【目的】 各々ヘリウムガスを圧縮して冷却油と共に吐出する圧縮機(4),(8)をそれぞれ直列に接続し、油分離器(9)において高段用圧縮機(8)の吐出ガスから冷却油を分離した後、そのヘリウムガスを膨張させて極低温を発生させ、分離された冷却油を圧縮機(4),(8)に戻す極低温冷凍機(R)に対し、一方の圧縮機(4),(8)に冷却油が偏って溜まるのを抑制して圧縮機(4),(8)の焼付きを防止する。【構成】 各圧縮機(4),(8)内の冷却油をポンプ(45),(50)で吸引して圧縮機(4),(8)外に吐出した後、同じ圧縮機(4),(8)内にインジェクションする。高段用圧縮機(8)内の冷却油を低段用圧縮機(4)内に流す油戻し配管(55)を設け、油戻し配管(55)での油流量を冷凍機(R)の運転状態の変化による両圧縮機(4),(8)内の圧力差の変化に拘らず一定に調整する流量調整装置(58)を設ける。
請求項(抜粋):
冷媒ガスを圧縮して冷却油と共に吐出する低段用圧縮機(4)と、該低段用圧縮機(4)から吐出された冷媒ガスを圧縮して冷却油と共に吐出する高段用圧縮機(8)と、該高段用圧縮機(8)から吐出された冷媒ガスから冷却油を分離する油分離手段(9)と、該油分離手段(9)で冷却油を分離された冷媒ガスを膨張させて極低温を発生させる膨張手段(22),(31)と、上記油分離手段(9)で分離された冷却油を高段用圧縮機(8)に戻すリターン配管(43),(44)とを備え、膨張手段(22),(31)での冷媒ガスの膨張により極低温レベルの寒冷を発生させるようにした極低温冷凍機において、上記低段用圧縮機(4)内の冷却油をポンプ(45)で吸引して該圧縮機(4)外に吐出した後、低段用圧縮機(4)内にインジェクションする第1インジェクション配管(46)と、高段用圧縮機(8)内の冷却油をポンプ(50)で吸引して該圧縮機(8)外に吐出した後、高段用圧縮機(8)内にインジェクションする第2インジェクション配管(51)と、上記高段用圧縮機(8)内の冷却油を低段用圧縮機(4)内に流す油戻し配管(55)とを備えたことを特徴とする極低温冷凍機の冷却油制御装置。
IPC (4件):
F25B 9/00 ,  F25B 1/00 387 ,  F25B 1/10 ,  F25B 9/02
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開平2-247469
  • 特開昭60-143280
  • 特開昭60-176118
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