特許
J-GLOBAL ID:200903052011074400

電圧形PWMインバータの制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-003643
公開番号(公開出願番号):特開平6-217594
出願日: 1993年01月13日
公開日(公表日): 1994年08月05日
要約:
【要約】【目的】電圧形PWMインバータの負荷誘導電動機における低速域のトルク脈動低減制御に関連し、インバータ出力力率角の簡易且つ正確な検出を行う。【構成】3相-2相変換器12により三相電圧制御信号中のVu とVv 及び電流検出器11からの電流基本波成分iu とiv を用いて静止座標系上のd軸及びq軸成分を各々vd,vq 及びid,iq とする電圧電流両合成ベクトルを作成し、次に回転座標変換器13により前記vd,vq 及びid,iq 各成分を前記の静止座標系とその原点を共有し且つ前記両合成ベクトルと同一方向に同一角速度にて回転する回転座標系上の前記両合成ベクトルのa軸及びb軸成分のva,vb 及びia,ib に座標変換し、逆関数発生器14においてvq / vd とiq / id 両比の正接より前記両合成ベクトルの前記a軸となす角度θ1 とθ2 とを演算し、該両角度の差角として所要の力率角φを演算検出する。
請求項(抜粋):
電圧形PWMインバータにより駆動される誘導電動機の低速域におけるトルク脈動の低減制御に関連する該インバータの出力電圧と出力電流間力率角の検出方法であって、前記インバータ各相の出力電圧と出力電流それぞれの検出値の基本波成分を用い直交2軸を有する静止座標系上を前記インバータの出力周波数に対応する角速度で回転する電圧ベクトルと電流ベクトルとを合成すると共に、該電圧電流両ベクトルそれぞれの前記静止座標系における縦軸成分と横軸成分とを演算し、次に前記の電圧電流両ベクトルと同一方向に同一角速度で回転する直交2軸を有し且つその原点を前記静止座標系と共有する回転座標系と該静止座標系間の座標変換を行い、該座標変換により得られた前記の電圧電流両ベクトルの前記回転座標系における縦横両軸成分から該電圧電流両ベクトルがそれぞれ該回転座標系の横軸となす角度を演算し、該両演算角度間の角度差を以て前記インバータの出力電圧と出力電流両者間の所要の力率角となすことを特徴とする電圧形PWMインバータの制御方法。
IPC (3件):
H02P 7/63 302 ,  H02P 7/63 ,  H02M 7/48

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