特許
J-GLOBAL ID:200903052021961103

画像処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 茂明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-007466
公開番号(公開出願番号):特開平10-210297
出願日: 1997年01月20日
公開日(公表日): 1998年08月07日
要約:
【要約】【課題】 画像の種類や劣化の程度に関係なく、輪郭強調処理時に一定の画像品質を得ることが可能な画像処理装置を提供する。【解決手段】 輪郭強調処理の処理対象画像に関して、所定の濃度値についてのノイズ情報(ノイズ強度”α”およびノイズ量”β”)を検出しておく。そのノイズ情報に基づいてメイン補正係数参照テーブル修正部82がメイン補正係数参照テーブルを修正する。次に、メイン補正部83が修正後のメイン補正係数参照テーブルを参照しつつ、主信号Sに応じたメイン補正係数kmを決定し、輪郭強調信号km(S-U)が生成される。そして、エッジ補正部84が輪郭強調信号km(S-U)の値に応じて補正済輪郭強調信号kekm(S-U)を生成する。その後、補正済輪郭強調信号kekm(S-U)と主信号Sとを加算して最終的な出力信号である輪郭強調済信号Eを生成する。
請求項(抜粋):
画像に対して輪郭強調処理を含む所定の画像処理を行う画像処理装置であって、(a) 前記画像の予め定められた濃度値についてノイズ情報を検出するノイズ情報検出手段と、(b) 前記画像中の処理対象となる注目画素を含む局所画素群の濃度値を平滑化し、前記注目画素についての平滑化信号を得る平滑化信号生成手段と、(c) 前記注目画素の平滑化処理前の元信号から前記平滑化信号を減算して、輪郭信号を得る輪郭信号生成手段と、(d) 前記元信号の値と前記ノイズ情報とに応じて前記輪郭信号のゲイン係数を決定するゲイン係数決定手段と、(e) 前記輪郭信号に前記ゲイン係数を乗じて輪郭強調信号を生成し、該輪郭強調信号を前記元信号に加算して輪郭強調済信号を生成する輪郭強調済信号生成手段と、を備えることを特徴とする画像処理装置。
IPC (2件):
H04N 1/409 ,  G06T 5/20
FI (2件):
H04N 1/40 101 D ,  G06F 15/68 405

前のページに戻る