特許
J-GLOBAL ID:200903052022019444

人工心臓

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-334589
公開番号(公開出願番号):特開平6-181983
出願日: 1992年12月15日
公開日(公表日): 1994年07月05日
要約:
【要約】【構成】ポンプ部4と、駆動部5と、ノズル部6とを備え、ポンプ部を心室内に挿入して使用する人工心臓において、上記の駆動部からポンプ部を駆動する駆動軸26の軸シールをなすシール機構31を設け、またこのシール機構より駆動部側の部分に密封液室30を形成し、この密封液室内に密封液を充填した。【効果】密封液室30の密封液によってシール機構31の液密と潤滑が維持され、血液が駆動部5側に侵入するのが防止される。また、万一血液が侵入しても密封液と混合し、凝固することがないので作動を妨げない。
請求項(抜粋):
人体の心臓の心室内に挿入して使用される補助的な人工心臓であって、人体の心臓の心尖部を切開してこの心尖部に埋設固定される筒状の心尖部リングと、人工心臓本体とを備え、この人工心臓本体は、上記の心尖部リング内を貫通して人体の心臓の心室内に挿入される円筒状の軸流形のポンプ部と、このポンプ部の先端部に突設され人体の心臓の動脈弁を介して動脈内に挿入されるノズル部と、上記のポンプ部の基端部に設けられ駆動軸を介して上記のポンプ部を駆動するとともに上記の人体の心臓の外側に設けられる駆動部とを備えており、上記の駆動部とポンプ部との間には上記の駆動軸の液密を維持し上記のポンプ側から駆動部側に血液が侵入するのを防止するシール機構が設けられており、また、上記のシール機構より上記の駆動部側の部分には上記の駆動軸の周囲を囲んで形成された密封液室が形成されており、この密封液室内には密封液が充填されていることを特徴とする人工心臓。
IPC (2件):
A61M 1/10 ,  A61M 1/12

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