特許
J-GLOBAL ID:200903052024384964

内燃機関の蒸発燃料処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-048890
公開番号(公開出願番号):特開平5-248313
出願日: 1992年03月05日
公開日(公表日): 1993年09月24日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】本発明は内燃機関の蒸発燃料処理装置に関し、ベーパ発生量に影響を及ぼす、例えば大気圧や燃料性状等の条件が変化したいかなる使用状態であっても、ベーパ発生量を精度よく推定することを目的とする。【構成】ベーパ発生量(ガソリン蒸気発生量)を対数表示とすると、燃料温度と発生量の関係は直線で表される。大気圧や燃料性状等の条件の変化により変動した実際の使用状態におけるベーパ発生量(点線)は、標準状態(実線)に対して平行な直線で表される。従って、実際の使用状態においてパージを実行した時に空燃比フィードバック補正係数FAFが変動した変動量から、ベーパ発生量推定値の誤差ΔG(点線と実線の差)を求める。そして、このΔGに相当するΔTg(ベーパ発生量補正値KGに相当)を求め標準状態に対して補正することにより、大気圧や燃料性状によるベーパ発生量のばらつきを補正する構成とする。
請求項(抜粋):
燃料タンクから発生した蒸発燃料を内燃機関の吸気管に直接放出して、該蒸発燃料を燃焼処理する連通路と、前記蒸発燃料の発生量を検出して燃料噴射弁からの燃料噴射量を補正する燃料補正量演算手段とを備えた内燃機関の蒸発燃料処理装置において、予め設定された標準状態における燃料温度と蒸発燃料発生量との第1のマップを用いて求められた標準状態での要求燃料噴射量と、空燃比を理論空燃比に制御する空燃比のフィードバック制御が実際の使用状態において実行されて求められた実際の燃料噴射量とのずれ量を求める手段と、前記標準状態における前記蒸発燃料放出時に空燃比が理論空燃比となるように燃料噴射量を補正する第1の補正量を求める手段と、前記ずれ量と前記第1の補正量とに基づいて前記第1のマップを前記実際の使用状態に対応した第2のマップに修正する第2の補正量を求める手段とを設けてなり、前記燃料補正量演算手段は、前記第2のマップを用いて前記実際の使用状態における温度変化による蒸発燃料の発生量を検出することを特徴とする内燃機関の蒸発燃料処理装置。
IPC (6件):
F02M 25/08 301 ,  F02D 45/00 312 ,  F02D 45/00 360 ,  F02D 45/00 364 ,  F02D 45/00 376 ,  F02D 45/00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-047454

前のページに戻る