特許
J-GLOBAL ID:200903052027359375

電磁弁及び電磁弁駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 瀧野 秀雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-244171
公開番号(公開出願番号):特開平11-002356
出願日: 1997年09月09日
公開日(公表日): 1999年01月06日
要約:
【要約】【課題】 急激な圧力変動により騒音の元となるウォーターハンマ現象が起こるのを抑制又は防止すること。【解決手段】 プランジャ55に、ソレノイド5のコイル53への通電時に吸引子51によって直接吸引される基部55a、この基部55aとは別体に形成されるホルダ57、このホルダ57を挿通して基部55aに連結され主弁9のパイロット通路91を開閉するニードル弁55hが形成された弁部55e、この弁部55eに対してホルダ57を基部55a側に付勢するニードル弁バネ55jを設け、ソレノイド5のコイル53への通電電流を定格電流の50%とすると、プランジャ55に働く吸引力よりもニードル弁バネ55jの弾発力の方が上回り、これによって、ニードル弁55hと主弁9のうちどちらかだけが、対応するパイロット通路91と弁座35のうちどちらかだけを半開し、他方は全閉とする。
請求項(抜粋):
一次側と二次側とを連通する弁座を開閉する主弁に形成された、この主弁が収容されるチャンバと前記二次側とを連通するパイロット通路を、ソレノイドのプランジャに形成されたニードル弁により開閉し、前記チャンバと前記一次側及び前記二次側との圧力差により前記主弁による前記弁座の開閉を行う電磁弁において、前記プランジャに嵌装され前記ニードル弁による前記パイロット通路の開閉方向において前記プランジャに対して相対移動可能なホルダと、前記ホルダに形成され前記開閉方向において前記主弁から離間する向きへの前記ホルダの移動を規制するホルダ移動規制部材と、前記ホルダ及び前記プランジャのうち少なくとも一方に設けられ、前記ホルダ移動規制部材により前記主弁から離間する向きへの移動が規制された前記ホルダに対する前記プランジャの、前記主弁に接近する向きへの移動を、前記弁座を閉じた前記主弁の前記パイロット通路を前記ニードル弁が半開する箇所までに規制するプランジャ移動規制部材と、前記ホルダに対して前記プランジャを前記主弁に接近する方向に付勢するプランジャ付勢手段とを備え、前記プランジャ付勢手段は、前記ソレノイドが通電により前記主弁から離間する向きで前記プランジャに与える最大吸引力を下回る付勢力を、前記プランジャ及び前記ホルダのうち一方から他方に付与する、ことを特徴とする電磁弁。
IPC (2件):
F16K 31/06 305 ,  F16K 31/06 310
FI (2件):
F16K 31/06 305 L ,  F16K 31/06 310 F

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