特許
J-GLOBAL ID:200903052034555988
耐チッピング性のすぐれた表面被覆超硬合金製切削工具
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
富田 和夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-042181
公開番号(公開出願番号):特開2001-239404
出願日: 2000年02月21日
公開日(公表日): 2001年09月04日
要約:
【要約】【課題】 耐チッピング性のすぐれた表面被覆超硬合金製切削工具を提供する。【解決手段】 WC基超硬合金基体の表面に、TiC層、TiN層、TiCN層、TiCO層、およびTiCNO層のうちの1種または2種以上からなるTi化合物層と、Al2O3層で構成された硬質被覆層を3〜30μmの平均層厚で化学蒸着および/または物理蒸着してなる表面被覆超硬合金製切削工具において、前記硬質被覆層に加えて、さらに最表面下地層として、0.1〜3μmの平均層厚を有し、かつ、組成式:TiOX、で表わした場合、X:Tiに対する原子比で1.2〜1.7、を満足するTi酸化物層と、同じく最表面層として、0.05〜2μmの平均層厚を有し、かつ、組成式:TiN1-Y(O)Y、で表わした場合(ただし、(O)は上記最表面下地層からの拡散酸素を示す)、Y:Tiに対する原子比で0.01〜0.4、を満足するTi窒酸化物層、を硬質被覆層として化学蒸着および/または物理蒸着してなる。
請求項(抜粋):
炭化タングステン基超硬合金基体の表面に、Tiの炭化物層、窒化物層、炭窒化物層、炭酸化物層、および炭窒酸化物層のうちの1種または2種以上からなるTi化合物層と、酸化アルミニウム層で構成された硬質被覆層を3〜30μmの平均層厚で化学蒸着および/または物理蒸着してなる表面被覆超硬合金製切削工具において、上記硬質被覆層に加えて、さらに最表面下地層として、0.1〜3μmの平均層厚を有し、かつ、組成式:TiOX 、で表わした場合、厚さ方向中央部をオージェ分光分析装置で測定して、X:Tiに対する原子比で1.2〜1.7、を満足するTi酸化物層と、同じく最表面層として、0.05〜2μmの平均層厚を有し、かつ、組成式:TiN1-Y(O)Y、で表わした場合(ただし、(O)は上記最表面下地層からの拡散酸素を示す)、同じく厚さ方向中央部をオージェ分光分析装置で測定して、Y:Tiに対する原子比で0.01〜0.4、を満足するTi窒酸化物層、を硬質被覆層として化学蒸着および/または物理蒸着してなる、耐チッピング性のすぐれた表面被覆超硬合金製切削工具。
IPC (4件):
B23B 27/14
, C23C 14/06
, C23C 16/30
, C23C 16/40
FI (5件):
B23B 27/14 A
, C23C 14/06 P
, C23C 14/06 K
, C23C 16/30
, C23C 16/40
Fターム (27件):
3C046FF03
, 3C046FF10
, 3C046FF19
, 3C046FF22
, 3C046FF25
, 4K029AA04
, 4K029BA41
, 4K029BA44
, 4K029BA48
, 4K029BA54
, 4K029BA55
, 4K029BA60
, 4K029BB02
, 4K029BC00
, 4K029BD05
, 4K029EA01
, 4K030BA18
, 4K030BA35
, 4K030BA36
, 4K030BA38
, 4K030BA41
, 4K030BA42
, 4K030BA43
, 4K030BB12
, 4K030CA03
, 4K030JA01
, 4K030LA22
引用特許:
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