特許
J-GLOBAL ID:200903052039847847
冷凍装置の運転制御装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-017580
公開番号(公開出願番号):特開平5-215412
出願日: 1992年02月03日
公開日(公表日): 1993年08月24日
要約:
【要約】【目的】 蒸発器出口温度を一定にするよう主減圧機構の減圧度を多段に調節する冷凍装置において、制御安定領域で液インジェクションのオン・オフにより生じる制御性の乱れを解消する。【構成】 冷媒回路の凝縮器出口の液管と圧縮機の吸入管とを、開閉弁及び主減圧機構を介してインジェクションバイパス路で接続する。蒸発器出口温度が高い側にあるインジェクション領域Rinと低い側にある湿り危険領域Rsiとの間の中間領域Rmdに境界値Tmdを設定する。開閉制御手段により、蒸発器出口温度の設定値Twsが境界値Tbd以上のときには安定領域の下限値Tdn以上で常に液インジェクションを行い、設定温度Twsが境界値Tbdよりも低いときには安定領域の上限値Tup以上でのみ液インジェクションを行うよう制御する。これにより、安定領域内での液インジェクションのオン・オフをなくす。
請求項(抜粋):
圧縮機(1)と、凝縮器(2)と、減圧度が複数段階に調節可能に構成された主減圧機構(3)と、冷媒と利用側熱媒体との熱交換を行うための蒸発器(4)とを順次接続してなる冷媒回路(6)と、上記利用側熱媒体の蒸発器出口温度を検出する出口温度検出手段と、出口温度の設定値とその上下に亘る上限値-下限値間の安定領域とを設定する安定領域設定手段と、上記出口温度検出手段の出力を受け、蒸発器出口温度が上記安定領域設定手段で設定された安定領域内に収束するよう上記主減圧機構(3)の減圧度を制御する能力制御手段とを備えた冷凍装置の運転制御装置において、上記凝縮器(2)の出口側液管と吸入管とをバイパス接続するインジェクションバイパス路(7)と、該インジェクションバイパス路(7)を開閉する開閉弁(20I)と、上記インジェクションバイパス路に介設されるインジェクション減圧機構(CI)と、上記出口温度検出手段の出力を受け、上記安定設定手段で設定された蒸発器出口温度の設定値がインジェクション領域-湿り危険領域間の中間領域内にある所定の境界値以上のときには、蒸発器出口温度が安定領域の下限値以上になると上記インジェクションバイパス路(7)の開閉弁(20I)を開く一方、蒸発器出口温度の設定値が上記境界値よりも低いときには、蒸発器出口温度が安定領域の上限値以上になるとインジェクションバイパス路(7)の開閉弁(20I)を開くよう制御する開閉制御手段とを備えたことを特徴とする冷凍装置の運転制御装置。
IPC (2件):
F25B 1/00 101
, F25B 1/00 311
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