特許
J-GLOBAL ID:200903052044513914
制御された溶解性の架橋タンパク質結晶
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山本 秀策
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-544122
公開番号(公開出願番号):特表2001-523227
出願日: 1998年04月10日
公開日(公表日): 2001年11月20日
要約:
【要約】本発明は、結晶の環境の変化に際して、不溶性かつ安定な形態から可溶性かつ活性な形態へ変化する能力によって特徴づけられる架橋タンパク質結晶に関し、上記変化は、温度変化、pH変化、化学組成の変化、濃縮から希釈形態への変化、溶液の酸化還元電位の変化、入射放射線の変化、遷移金属濃度の変化、フッ化物濃度の変化、フリーラジカル濃度の変化、金属キレート剤濃度の変化、結晶に作用する剪断力の変化、およびこれらの組み合わせからなる群から選択される。本発明の1つの実施態様によれば、このような架橋タンパク質結晶は、そのタンパク質活性を制御された速度で放出可能である。本発明はまた、このような架橋タンパク質結晶を産生するための方法、タンパク質送達のためにそれらを使用する方法、および洗浄剤(界面活性剤を含む)、薬学的組成物、ワクチン、パーソナルケア組成物(化粧品を含む)、獣医学用組成物、食品、飼料、診断薬、および汚染除去のための処方物においてそれらを使用する方法を提供する。
請求項(抜粋):
架橋タンパク質結晶であって、該タンパク質結晶は、該結晶をとり囲む環境の変化に際して、不溶性かつ安定な形態から可溶性かつ活性な形態へ変化し得、そして1日あたり0.1%と100%との間の結晶物質を、可溶性のタンパク質として放出し得、該変化は、温度変化、pH変化、化学組成の変化、濃縮から希釈形態への変化、結晶に作用する剪断力の変化、およびこれらの組み合わせからなる群から選択される、架橋タンパク質結晶。
IPC (7件):
C07K 14/765
, A61K 7/00
, A61K 9/22
, C07K 1/14
, C11D 3/386
, C12N 9/20
, C12N 9/56
FI (7件):
C07K 14/765
, A61K 7/00 J
, A61K 9/22
, C07K 1/14
, C11D 3/386
, C12N 9/20
, C12N 9/56
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (6件)
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Trends in Biotechnology,1996,Vol.14,No.7,p.223-230
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J.Am.Chem.Soc.,1995,Vol.117,p.6845-6852
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J.Am.Chem.Soc.,1996,Vol.118,p.3360-3365
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