特許

J-GLOBAL ID：200903052044951032

熱転写記録装置

発明者： 能村 岳之 ,  藤田 直也 ,  後藤 敏彦
出願人/特許権者： 株式会社日立製作所
代理人 (1件)： 小川 勝男
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-241071
公開番号（公開出願番号）：特開平5-077468
出願日： 1991年09月20日
公開日（公表日）： 1993年03月30日
要約：

【要約】【目的】記録前に感熱ヘッドの発熱体の抵抗値を測定することにより、抵抗値ばらつきによる記録濃度むらを補正する。【構成】抵抗値測定部7で測定された感熱ヘッド8の発熱体の抵抗値に応じて、階調補正データを補正データ格納部6に書き込む。記録時にシステムコントローラ3は画像メモリ2から画像データを、補正データ格納部6から対応する階調補正データをそれぞれ読み出し、階調変換したのち中間調制御部4に転送する。中間調制御部4では通電データ格納部5から階調番号に応じた通電時間データを受け取り、感熱ヘッド8に通電して記録を行う。【効果】抵抗値ばらつきによる記録濃度むらが補正できる。さらに、経年変化に対しても常に最適な補正が行われる。

請求項（抜粋）：

記録紙に重ねられたインク紙に複数の発熱体を設けた感熱ヘッドを当接し、通電によって記録感熱ヘッドの発熱体を発熱させ、通電時間に応じて前記発熱体から前記インク紙への印加熱量を変化させることにより、前記記録紙に階調記録を行うようにした熱転写記録装置において、記録命令が出てから記録が開始されるまでの間に前記発熱体の抵抗値一素子づつ測定する抵抗値測定手段と、測定された抵抗値に応じて素子毎に階調を補正する補正データを設定する制御手段と、前記制御手段からの発熱体毎の補正データに応じて画像データを変換する補正手段とを備えたことを特徴とする熱転写記録装置。