特許
J-GLOBAL ID:200903052052267450
制震構造物用ハイブリッド可変減衰装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
久門 知 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-227195
公開番号(公開出願番号):特開平7-082929
出願日: 1993年09月13日
公開日(公表日): 1995年03月28日
要約:
【要約】【目的】 可変減衰装置に受動型の制震装置を組み合わせることで、万が一の故障等により能動型制御の機能が損なわれても、高い減衰効果を保有する制震構造物用ハイブリッド可変減衰装置を提供する。【構成】 シリンダ形式の可変減衰装置の流量制御弁12と並列に、所定の減衰係数を与える調圧弁22とオリフィス24を設ける。流量制御弁12をノーマルロックの構造とし、小さな地震や風に対しては流量制御弁12を作動させずに、調圧弁22及びオリフィス24によって装置に所定の減衰係数c<SB>max </SB>を与え、ある程度大きな地震に対して流量制御弁12の開度を制御し、装置の減衰係数を0<c≦c<SB>max </SB>の範囲で能動的に制御する。万が一の故障等においては、調圧弁22が受動型制震装置としての効果を発揮する。
請求項(抜粋):
両ロッド型のシリンダと、前記シリンダのピストンの両側に形成された油圧室と、前記両油圧室の圧油の流出を阻止する一対の流出阻止用チェック弁と、前記両油圧室の圧油の流入を阻止する一対の流入阻止用チェック弁と、前記両流出阻止用チェック弁を連結する流入用流路と、前記両流入阻止用チェック弁を連結する流出用流路と、前記流入用流路及び前記流出用流路の連結位置に並列に設けられた所定の減衰係数を与える調圧弁及びノーマルロックの流量制御弁と、制震の対象となる構造物に作用する外力に応じて前記流量制御弁の開度を制御する制御手段とを有することを特徴とする制震構造物用ハイブリッド可変減衰装置。
IPC (2件):
E04H 9/02 311
, E04B 1/34
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