特許
J-GLOBAL ID:200903052056283698

水酸化マグネシウムの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-316692
公開番号(公開出願番号):特開平7-172822
出願日: 1993年12月16日
公開日(公表日): 1995年07月11日
要約:
【要約】【目的】 排煙脱硫用、あるいは廃水中和用アルカリ剤として使用する水酸化マグネシウムの製造方法に関するもので、軽焼マグネサイトに水を加えて活性水酸化マグネシウムを製造する工程において、製造される水酸化マグネシウムスラリーの粘度を低く抑え、安定性を高め、また貯蔵中のスラリー気液境界面に付着するスケール生成を抑え、製造工程の改善を図る方法を提供する。【構成】 軽焼マグネサイトに水を加えて消和反応を行うとき、アクリル酸ホモポリマー、アクリル酸-マレイン酸コポリマー、、またはアクリル酸と他の共重合可能なモノマーとのコポリマー、およびそれらの塩よりなる群から選ばれた少なくとも一種を、予め前記水に溶解させ、これに軽焼マグネサイトを添加混合し、消和反応をさせる。
請求項(抜粋):
軽焼マグネサイトに水を加え 撹拌しながら消和反応させて水酸化マグネシウムを製造する工程において、アクリル酸ホモポリマー、あるいはその塩、アクリル酸を50モル%以上含むアクリル酸-マレイン酸コポリマー、あるいはその塩、あるいはアクリル酸を実質的に80モル%以上含むアクリル酸と他の共重合可能なモノマーとのコポリマー、あるいはその塩よりなる群から選ばれたアクリル酸系ポリマーの少なくとも一種を、予め前記水の一部又は全部に溶解し、ついでこれに軽焼マグネサイトをその重量に対しアクリル酸系ポリマーが0.01〜0.15重量%となる割合で添加混合し、消和反応せしめることを特徴とする水酸化マグネシウムの製造方法。
IPC (3件):
C01F 5/16 ,  B01D 53/40 ,  C02F 1/66 520

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