特許
J-GLOBAL ID:200903052056795354

乗用車用空気入りラジアルタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-318654
公開番号(公開出願番号):特開平8-175105
出願日: 1994年12月21日
公開日(公表日): 1996年07月09日
要約:
【要約】【目的】 複数プライのうち少なくとも一層のプライがビードコアのまわりに巻返されていないカーカス構造の乗用車用空気入りラジアルタイヤにおいて、タイヤの操縦安定性を改良するカーカス構造、さらに好ましくは、操縦安定性の改良と共に、タイヤの耐久性も両立するカーカス構造を提供することである。【構成】 ビードコアのまわりをタイヤの軸方向内側から外側に折返されている少なくとも一層の第一プライと、ビードコアのまわりに折返されていない少なくとも一層の第二プライとからなるカーカス構造において、この第二プライの単位巾当たりの引張り弾性率を、第一プライの単位巾当たりの引張り弾性率の1.05倍以上大きくする構造、特に好ましくは、1.05倍から3.00倍にするタイヤ構造を提供する。
請求項(抜粋):
一対のビード部間でトロイド状に延びるラジアル配列コードの少なくとも1層のプライからなるカーカス及びこのカーカスのクラウン部に配置した非伸長性コードからなるベルト層を有し、上記カーカスは、各ビード部に埋設したビードコアのまわりにそれぞれタイヤの軸方向内側から外側へ巻返して延びる上記プライの折返し部を有する少なくとも一層の第一プライと、この折返し部のタイヤの軸方向外側に沿ってビード部に向かって延びる少なくとも一層の第二プライからなる乗用車用空気入りラジアルタイヤにおいて、上記第一プライの単位巾当たりの引張り弾性率をE1 とし、上記第二プライの単位巾当たりの引張り弾性率をE2 とするとき、E2 /E1 ≧1.05であることを特徴とする乗用車用空気入りラジアルタイヤ。
IPC (2件):
B60C 9/08 ,  B60C 9/00

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