特許
J-GLOBAL ID:200903052067049310
ディスクのクランプ装置
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-178157
公開番号(公開出願番号):特開2001-014763
出願日: 1999年06月24日
公開日(公表日): 2001年01月19日
要約:
【要約】【課題】リムーバルディスク装置において、ディスクの着脱機能を実現するクランプ装置内のクランプ用マグネットは、従来、マグネット材の剥離片飛散防止のため、その周辺全体にコーティング層を形成していた。かかるコーティング層の形成工程は、ディスク装置の組立工程とは別に行う必要があり、かつ検査工程を含む複雑な工程であった。【解決手段】そこで本発明では、クランプ用マグネットのコーティングに代えて、クランプ用マグネットの上面を覆うシート層を形成することで、簡便に、ディスク着脱時のクランプ用マグネットと押え部下面のヨーク板との間の接合・離反時の磁気衝撃力を緩和し、剥離片が生じた場合にもその飛散を防止することができる。またこのシート層の下面に更に接着剤層を設けることにより、シート層の形成工程が一層簡素化・短縮化される。
請求項(抜粋):
回転部材と、該回転部材との間で中心孔を有するディスクを挟持する押え部材とを備え、前記回転部材が、少なくとも、中央部に凸設され前記ディスクの中心孔が嵌装するボス部と、該ボス部の外周に配置され前記ディスクが載置されるディスク載置部と、前記ボス部上面に設けられその上部が開口した円環状の溝と、前記溝に配置されたクランプ用マグネットと、を用いて構成され、前記押え部材が、少なくとも、前記ディスク載置部に対向する環状当接体と、前記クランプ用マグネットに対向する磁性材から成るヨーク板と、を用いて構成され、前記ディスクの回転時には、前記押さえ部材の前記ヨーク板が前記クランプ用マグネットにより吸引されてこの吸引力により前記押え部材の前記環状当接体を前記ディスク載置部上の前記ディスクに圧設させるようにしたディスクのクランプ装置において、前記クランプ用マグネットの上面にはシート層が接着結合されており、該シート層は、少なくとも前記クランプ用マグネットの上面周辺部に隣接する前記ボス部上面にはみ出して接着結合され、加えて前記ボス部の上面最外周からはみ出すことなく接着結合されていることを特徴とするディスクのクランプ装置。
Fターム (2件):
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