特許
J-GLOBAL ID:200903052067577006

パワーウィンドウの制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 茂明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-241597
公開番号(公開出願番号):特開平8-105270
出願日: 1994年10月05日
公開日(公表日): 1996年04月23日
要約:
【要約】【目的】 複数のパワーウィンドウスイッチの操作の重複時、モータロック時及び異物の挟み込み時における各窓の動作タイミングをずらし、パワーウィンドウモータに流れる電流を低減できるようにすることを目的とする。【構成】 FR,FLスイッチ31c,33bの同時操作により両パワーウィンドウモータ32,34の突入電流が重複したときに、優先順位の高い方のスイッチの操作が優先され、優先されたスイッチの操作による窓の動作終了後に残りのスイッチの操作に基づく窓の開,閉動作が行われ、両窓の完開或いは完閉によるパワーウィンドウモータ32,34のロックが発生したとき、或いは両窓への異物の挟み込みによるパワーウィンドウモータ32,34のロックが発生したときには、予め定められた窓の優先順位に従って順次パワーウィンドウモータ32,34のロックが解除される。
請求項(抜粋):
運転席に設けられた運転席用パワーウィンドウスイッチ及び運転席以外の座席用パワーウィンドウスイッチの開,閉操作により各窓用のパワーウィンドウモータを駆動して各窓それぞれを開,閉するパワーウィンドウの制御方法において、前記パワーウィンドウスイッチの操作後の所定期間中における他の前記パワーウィンドウスイッチの操作の有無を検出して2個以上の前記パワーウィンドウスイッチの同時操作を検出するモータラッシュ検出手段、前記各窓の位置を検出する窓位置検出手段及び前記各窓の閉動作中における異物の挟み込みを検出する挟込検出手段を設け、2個以上の前記パワーウィンドウスイッチのほぼ同時の操作により前記パワーウィンドウモータに流れる突入電流が重複し、前記モータラッシュ検出手段によりこれらの前記パワーウィンドウスイッチの同時操作が検出されたときに、優先順位の高い前記パワーウィンドウスイッチの操作を優先して残りの前記パワーウィンドウスイッチの操作を無効にし、前記残りのパワーウィンドウスイッチの操作が継続していることを条件に、この残りのパワーウィンドウスイッチの操作に基づく前記窓の開,閉動作を行い、2個以上の前記窓の完開或いは完閉による前記パワーウィンドウモータのロックが発生し、前記窓位置検出手段によりこれらの窓の完開或いは完閉が検出されたときに、予め定められた前記窓の優先順位に従って順次前記パワーウィンドウモータのロックを解除し、2個以上の前記窓への異物の挟み込みによる前記パワーウィンドウモータのロックが発生し、前記挟込検出手段によりこれらの窓への異物の挟み込みが検出されたときに、予め定められた前記窓の優先順位に従って順次前記パワーウィンドウモータのロックを解除することを特徴とするパワーウィンドウの制御方法。
IPC (2件):
E05F 15/10 ,  B60J 1/00

前のページに戻る