特許
J-GLOBAL ID:200903052072118125

車両用交流発電機の固定子のワニス処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-003918
公開番号(公開出願番号):特開平7-213029
出願日: 1994年01月19日
公開日(公表日): 1995年08月11日
要約:
【要約】【目的】本発明は、電機子の外周滴下方式のワニス処理方法において、少量のワニス量で電機子コイル全体への浸透を確保し、ワニス乾燥時に発生するワニス収縮力による電機子コアの変形を抑えることにより、電機子コアの精度向上を計り、磁気音低減を目的とする。【構成】上記目的はワニス滴下後かつワニス粘性が低い時点で電機子コアから露出した左右の電機子コイルの上方に設置したエアノズルから露出した電機子コイル表面に直接ワニスが吹き飛ばない程度の低圧エアを吹き付けることで達成出来る。【効果】本発明によれば従来技術に対して電機子コイルの浸透率を同等にする場合、滴下ワニス量は約1/2でよくかつ電機子コアの変形を50%以上低減出来る。
請求項(抜粋):
円周上全周にわたって形成された複数のスロットを有する電機子コアと前記電機子コアの各スロットに各々巻装された3相の電機子コイルを有し、前記電機子コアから左右に飛び出たコイル部を径方向及び高さ方向に成形している固定子をあらかじめ一定温度に加熱した後前記電機子コアから飛び出したコイル部にワニスを外周滴下し加熱硬化させるワニス処理方法において、ワニスを滴下後前記コイル部に上方から直接低圧のエアを吹き付けることを特徴とする車両用交流発電機の固定子のワニス処理方法。
IPC (2件):
H02K 15/12 ,  H02K 3/32

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