特許

J-GLOBAL ID：200903052078201660

エアクリーナ用濾材

発明者： 中山 利明 ,  加藤 直也 ,  和田 博次
出願人/特許権者： 豊田紡織株式会社 ,  日本電装株式会社 ,  呉羽テック株式会社
代理人 (1件)： 神戸 典和 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-076292
公開番号（公開出願番号）：特開平6-262012
出願日： 1993年03月10日
公開日（公表日）： 1994年09月20日
要約：

【要約】【目的】 熱可塑性合成繊維樹脂の長繊維を主体として加熱処理により繊維同士を部分的に固定した不織布を含むエアクリーナ用濾材において、不織布の加熱処理による通気抵抗の増大を低減させ、濾過性能の高い濾材を開発する。【構成】 濾材10は、ポリエステルの長繊維からなる不織布である入側層12と、ポリエステル短繊維とレーヨン短繊維との混合繊維層である中間層14および出側層16とをニードルパンチ処理によって結合した積層体で構成する。その積層体の入側層12は、加熱処理によって一部を固定する。この加熱処理は、凹凸状の突起部を有する金型を250°Cに加熱して、不織布の両側から挟み込むことによって行う。この加熱処理によって形成し、ニードルパンチ処理した後の不織布の固定部面積率は約5%である。固定部面積率が小さいため、固定部によって発生する通気抵抗は小さく、塵埃捕捉性能の低下は小さい。

請求項（抜粋）：

熱可塑性合成樹脂の長繊維を主体とし、加熱処理により繊維間を部分的に固定した不織布と、繊維の集積体とを積層したエアクリーナ用濾材において、前記不織布繊維間の固定部分の占める面積が、その不織布の面積の20%以下であることを特徴とするエアクリーナ用濾材。

IPC (2件)：

B01D 39/16 ,  B01D 46/10

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 特開昭57-059614
  
• 特開昭56-124413
  
• 特開昭57-059614
  
• 特開昭56-124413