特許
J-GLOBAL ID:200903052084510586

車両用自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-116512
公開番号(公開出願番号):特開平9-303543
出願日: 1996年05月10日
公開日(公表日): 1997年11月25日
要約:
【要約】【課題】 降坂判定が正確に行われ得て適切な変速比が得られる車両用自動変速機の変速制御装置を提供する。【解決手段】 エンジン出力低下状態判定手段106によってエンジン出力が低下する状態が判定された場合には、基準加速度低減手段108により、通常の場合に比較して中速域から高速域へ向かって車速Vが高くなるほど小さくされる低減補正量αだけ小さくされたエンジン出力低下時の基準加速度SBG43Fが決定される。降坂走行時においては実際の加速度が平坦走行時に比較して過大に推定されることから低減補正されるのであるが、フューエルカット作動などエンジン出力が低下する走行状態では、車速Vが高くなるほどエンジン出力の低下に対する影響が小さくなることから、上記のように中速域から高速域へ向かって車速Vが高くなるほど基準加速度SBG43の低減補正量αが小さくされることにより、その影響が好適に除去され、降坂判定が正確に行われ得て適切な変速比が得られる。
請求項(抜粋):
車両の基準加速度と実際の加速度とに基づいて降坂走行時の自動変速機の変速比を制御する変速制御装置であって、エンジン出力がアクセルペダルの操作量に対応する値よりも低下する状態を判定するエンジン出力低下状態判定手段と、該エンジン出力低下状態判定手段によってエンジン出力が低下する状態が判定された場合には、判定されない場合に比較して、車速が高くなるほど小さくなる低減補正量だけ前記基準加速度を小さくする基準加速度低減手段とを、含むことを特徴とする車両用自動変速機の変速制御装置。
IPC (6件):
F16H 61/10 ,  B60K 41/04 ,  F02D 45/00 312 ,  F16H 59:18 ,  F16H 59:44 ,  F16H 59:48
FI (3件):
F16H 61/10 ,  B60K 41/04 ,  F02D 45/00 312 M

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