特許
J-GLOBAL ID:200903052084753756

回転電機の回転子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-148826
公開番号(公開出願番号):特開平9-331659
出願日: 1996年06月11日
公開日(公表日): 1997年12月22日
要約:
【要約】【課題】 回転電機において、回転子のねじり振動数を高くしたり振動特性を一様にして、電磁加振力との共振により導体に生じる過大応力の発生を防止する。【解決手段】 本発明の回転電機の回転子は、導体24の頭出部25の一部又は全部を円周方向に支持しかつ半径方向に支持しないか、半径方向に円周方向より弱く支持する構造とした。又、短絡環26の内周側に導体24を固定して保持環27を省略し導体24の端部を軽くした。又、導体24と鉄心21の溝20との隙間に充填するワニスは、冷媒出口側に硬いワニス、入口側に軟らかいワニスを用いた。又、隙間の幅は冷媒入口側で出口側より広くした。それにより、ねじり固有振動数が高くなり共振時の電磁加振力自体が小さくなっているので、導体に回転子と電磁加振力の共振による過大応力が発生しない。又、回転子の振動特性が一様になるので、電磁加振力との共振により局所的に過大応力が発生しない。
請求項(抜粋):
回転軸と、前記回転軸の周りに積層される鉄心と、前記鉄心に設けた溝に両端を頭出しして挿入された導体と、前記導体の端部を短絡する短絡環とから構成される回転電機の回転子において、前記導体は、前記頭出部分が円周方向にのみ支持される構造であることを特徴とする回転電機の回転子。
IPC (3件):
H02K 17/16 ,  H02K 1/28 ,  H02K 15/02
FI (3件):
H02K 17/16 A ,  H02K 1/28 C ,  H02K 15/02 H
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-222446

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