特許
J-GLOBAL ID:200903052089513273

気相重合装置の気体流量制御方法および気相重合装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-249529
公開番号(公開出願番号):特開平11-140106
出願日: 1998年09月03日
公開日(公表日): 1999年05月25日
要約:
【要約】【課題】 重合反応時に流動床反応器に吹き込むガス状単量体の流量制御を、流動床反応器内のガスの状態に正確に追従して行なうことができるとともに、良好な応答性、低い圧力損失で実現可能にする。【解決手段】 本発明に係る気相重合装置は、ブロワー8の入力側および出力側のガス状単量体の圧力差を測定する差圧検出部31と、上記差圧検出部31で得られる圧力差と、上記ガス状単量体の密度とに基づいたパラメータHを算出し、上記ブロワー8の特性曲線に基づいてこのパラメータHから所望の気体流量Qが得られるブロワー羽根車の回転数を算出するCPU34と、上記CPU34で得られた回転数にて上記ブロワー8の上記ブロワー羽根車の回転数を制御するブロワー制御部35とを備えた流量制御部33とを有する。
請求項(抜粋):
流動床反応器内に重合用固体触媒を供給するとともに、ブロワーにより流動床反応器の底部から分散板を介して所定の密度のガス状単量体を流動床反応器内に吹き込んで、流動床反応器内に流動床を形成し、該流動床内での気相重合反応によって重合体を製造するに際し、上記ブロワーの入口側および出口側でのガス状単量体の圧力差を測定し、この測定結果と、上記ガス状単量体の密度とに基づいたパラメータHを算出し、上記ブロワーの特性曲線に基づいて、このパラメータHから所望の気体流量Qが得られるブロワー羽根車の回転数を算出し、その算出値によって上記ブロワー羽根車の回転数を制御して、上記ガス状単量体の流量を制御することを特徴とする気相重合装置の気体流量制御方法。
IPC (3件):
C08F 2/34 ,  C08F 2/00 ,  C08F 10/00
FI (4件):
C08F 2/34 ,  C08F 2/00 A ,  C08F 2/00 H ,  C08F 10/00

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