特許
J-GLOBAL ID:200903052094845560

血液の上層液自動分離回収装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-359012
公開番号(公開出願番号):特開平11-190733
出願日: 1997年12月26日
公開日(公表日): 1999年07月13日
要約:
【要約】【課題】血液の上層液と細胞成分を自動的かつ連続的に分離回収することができる装置を提供することである。【解決手段】 モータ2によって回転される円盤状ケーシング1内に、略U字形の分離管10が取り付けられている。この分離管10は、一端に血液の供給口10a、導管10b、第1の液溜11、導管10c、第2の液溜12、U字形導管10d、第3の液溜13、排出管10eを有し、第1の液溜11には、吸引管14が挿入されており、第3の液溜13には、ガイド筒15が設けられている。このガイド筒15内には、スライド弁16が収納されている。そして前記導管10cの位置には、検出器21が配置されている。前記ケーシング1をモータ2で回転させ、血液を供給口10aから投入すると、スライド弁16が遠心力で第3の液溜13の入口に密着して入口を閉じているため、血液は、スライド弁16の先端位置まで充填され、回転を続けることによって液成分(上層液)と細胞成分が遠心分離され、上層液は吸引管14によって回収され、細胞成分は排出管10eによって排出される。
請求項(抜粋):
回転駆動されるケーシングの半径方向に、ほぼU字形の分離管を、そのU字形屈曲部が半径方向の外側になるように取り付け、前記分離管の一部を血液の供給口とし、この供給口から前記屈曲部に至る管の適所に上層液の吸引管を挿入し、また上層液の分離検出手段を設け、前記屈曲部から延びる管の他端を排出口とし、前記屈曲部の排出口側に、血液の遠心分離中は管を閉鎖し、遠心分離が終了すると管を開放できる開閉手段を設け、前記検出手段が上層液の分離を検出すると前記吸引管によって上層液を吸引回収し、前記開閉手段を開いて排出口から細胞成分を排出する手段を設けた血液の上層液自動分離回収装置。
IPC (3件):
G01N 33/48 ,  B04B 5/02 ,  B04B 11/02
FI (3件):
G01N 33/48 C ,  B04B 5/02 Z ,  B04B 11/02

前のページに戻る