特許
J-GLOBAL ID:200903052099528481

高出力の光通信システム用フェイルセイフ自動遮断の装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-190456
公開番号(公開出願番号):特開平6-204948
出願日: 1993年07月30日
公開日(公表日): 1994年07月22日
要約:
【要約】【目的】ファイバの光通信システムで使用するもので、ファイバの光ケーブルの分断の際に光増幅器の作動を局部的に且つ自動的に中止させる、また分断箇所が修復された場合の自動復帰の機能もあるフェイルセイフ・システム遮断装置を得る。【構成】複数の増幅器を夫々の上に有する双方向の光ファイバ・ケーブルを設け、2本の光ファイバ・ケーブル内の増幅器は夫々、対応する増幅器同志で相互連結され複数の増幅器の対を形成する。ケーブルが分断した時に何れかの光ファイバ・ケーブル内の隣接する増幅器の作動を止めるための回路を設けて、発信を中止させる。更に、夫々の増幅器の出力部で両ケーブルに弱い連続信号を発信するための回路を設け、ケーブルが修復されると、この連続信号を感知し、それによってケーブルの分断部に隣接する増幅器の対の内の増幅器の入力を作動させ、通信を自動的に回復させる。
請求項(抜粋):
第1の方向(28)に信号を伝えるためのもので、それに沿って配置され、夫々が入力部と出力部とを有する複数の隣接する増幅器(40)を有する第1の光ファイバ・ケーブル(14)と;前記第1の方向と反対向きの、第2の方向(30)に信号を伝えるためのもので、それに沿って配置され、夫々が入力部と出力部とを有する複数の隣接する増幅器(42)を有する第2の光ファイバ・ケーブル(16)と;前記第1の光ファイバ・ケーブル(14)の前記増幅器(40)の1つに相互に連結されて複数の増幅器の対(46)を形成する、前記第2の光ファイバ・ケーブル(16)の夫々の前記増幅器(42)と;隣接する増幅器の対(46)の間で光ファイバケーブルの分断が発生する際に、光ファイバ・ケーブルの分断部に隣接する増幅器の対(46a )の内の1つの増幅器(40a )が前記増幅器の対(46)の間のその出力部での発信を止める様に、前記第1或いは第2の光ファイバ・ケーブル(14,16 )の中の1つの増幅器(40,42 )の作動を止めるか或いはその出力を小さくするための手段(60)と;前記各増幅器(40,42 )の出力部で前記第1及び第2の光ファイバ・ケーブル(14,16 )上に連続信号を発信するための手段(50,52 )と;光ファイバ・ケーブルの分断が無くなると直ぐに前記連続信号を関知し、それによって光ファイバ・ケーブルの分断部に隣接する増幅器の対(46a )内の前記増幅器(40a )の入力を作動させ、それによって先に分断された光ファイバ・ケーブルに沿って通信を自動的に再確立するための手段(60);とを具備する、ファイバ光通信システムに於けるケーブルの分断の際の遮断装置。
引用特許:
審査官引用 (9件)
  • 特開平4-068830
  • 特開平3-235536
  • 特開平3-232328
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