特許
J-GLOBAL ID:200903052102754269
廃プラスチックからポリエチレンおよびポリプロピレンの粒状物を造粒する方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
潮谷 奈津夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-068395
公開番号(公開出願番号):特開平10-258427
出願日: 1997年03月21日
公開日(公表日): 1998年09月29日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】廃プラスチックからPEおよびPP粒状物を造粒する【解決手段】フィルム系プラスチックを破砕機1で100mm以下に破砕し、ブロワ2で溶融造粒機3に移送し、攪拌機7により比重液を攪拌し、発生した摩擦熱と補助ヒータでPEの融点以上の120°C以上にする。比重分離したPEは溶融後、冷却水吹き出しノズル4から冷却水5を噴霧して冷却、粒状化し、PE粒状物とPPおよび塩素含有プラスチックとを風力選別機6に移送、分離し、PE粒状物を回収する。PE粒状物と分離したPPおよび塩素含有プラスチックを再び溶融造粒機3に移送し、温度をPPの融点以上の約180°Cまで上昇させ同様の工程で比重分離したPPを粒状に固化し、風力選別機6で同様にPP粒状物と塩素含有プラスチックとを分離し、分離したPP粒状物を回収する。
請求項(抜粋):
比重液を使用する比重分離装置を用い、前記比重分離装置に廃プラスチックを投入し、前記比重液をポリエチレンの融点以上ポリプロピレンの融点未満に加熱して前記廃プラスチックに含まれるポリエチレンを溶融し比重分離によって前記廃プラスチックからポリエチレンを分離するとともに分離した溶融状態の前記ポリエチレンを冷却して所定の粒径を有する粒状物に成形し、次いで、前記ポリエチレン粒状物と残りの前記廃プラスチックとを選別機に移送し、前記選別機において前記ポリエチレン粒状物と前記廃プラスチックとを分離し、次いで、分離した前記ポリエチレン粒状物を回収するとともに、分離した前記廃プラスチックを比重分離装置に移送し、比重液をポリプロピレンの融点以上に加熱してポリプロピレンを溶融し比重分離によって前記廃プラスチックからポリプロピレンを分離するとともに分離した溶融状態の前記ポリプロピレンを冷却して所定の粒径を有するポリプロピレン粒状物に成形し、次いで、前記ポリプロピレン粒状物と残りの前記廃プラスチックとを選別機に移送し、前記選別機において前記ポリプロピレン粒状物と前記廃プラスチックとを分離し回収することを特徴とする廃プラスチックからポリエチレンおよびポリプロピレンの粒状物を造粒する方法。
IPC (8件):
B29B 17/00 ZAB
, B03B 5/30
, B07B 9/00
, B29B 9/10
, B29B 13/10
, B29K 23:00
, B29K 27:06
, B29K105:26
FI (5件):
B29B 17/00 ZAB
, B03B 5/30
, B07B 9/00 A
, B29B 9/10
, B29B 13/10
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