特許
J-GLOBAL ID:200903052106558537

抗血栓物質

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-505809
公開番号(公開出願番号):特表2002-506462
出願日: 1998年06月26日
公開日(公表日): 2002年02月26日
要約:
【要約】本発明は、本明細書中で定義する式(I)で示される化合物(またはそのプロドラッグまたは製薬的に許容される、その化合物またはプロドラッグの塩)、その医薬組成物、およびその因子Xaのインヒビターとしての使用、ならびにその製造方法および中間体に関する。
請求項(抜粋):
式I:[式中、 A3、A4、A5およびA6はそれらが結合している2個の炭素原子といっしょになって置換ヘテロ芳香環を構成し、ここに(a)A3、A4、A5およびA6の1つがNであり、他のものがそれぞれ、CR3、CR4、CR5またはCR6であるか;(b)A3、A4、A5およびA6の隣接する2個の基がいっしょになってSを形成し、他のものがそれぞれ、CR3、CR4、CR5またはCR6であるか;(c)A3、A4、A5およびA6の隣接しない2個の基がそれぞれNであり、他のものがそれぞれ、CR3、CR4、CR5またはCR6であるか;あるいは、(d)A3およびA4がいっしょになって縮合ベンゾ環を構成し、A5およびA6がいっしょになって-NH-を形成する(ここに、 R3、R4、R5およびR6はそれぞれ水素であり、あるいはR3、R4、R5およびR6の1個または2個は独立してクロロ、ブロモまたはメチルであり、他のものは水素である)、 L1は-NH-CO-または-CO-NH-であり、すなわち-L1-Q1-は-NH-CO-Q1または-CO-NH-Q1であり; Q1はフェニル、2-フラニル、2-チエニル、4-チアゾリル、2-ピリジル、2-ナフチル、1,2-ジヒドロベンゾフラン-5-イル、1,2-ジヒドロベンゾフラン-6-イルまたは1,2-ベンズイソオキサゾール-6-イル(ここに、フェニルは2-フルオロ置換分を有しているか、あるいはハロ、シアノ、カルバモイル、アミノメチル、メチル、メトキシ、ジフルオロメトキシ、ヒドロキシメチル、ホルミル、ビニル、アミノ、ヒドロキシおよび3,4-メチレンジオキシから独立して選択される、第3位、第4位または第5位における1個、2個または3個の置換分を有していることもあり、2-フラニルまたは2-チエニルは第5位にクロロまたはメチル置換分を有していることもあり、4-チアゾリルは第2位にアミノ置換分を有していることもあり、2-ピリジルは第6位にアミノ置換分を有していることもあり、1,2-ベンズイソオキサゾール-6-イルは第3位にクロロまたはメチル置換分を有していることもある)であり;あるいは-CO-Q1はシクロペンテニルカルボニルまたはシクロヘキセニルカルボニルであり; R2は-L2A-Q2A、-L2B-Q2B、-L2C-Q2Cまたは-L2D-Q2D[ここに、 L2Aは直接結合であり; Q2Aは[式中、Dはカルボニルまたは-CHRk-(式中、Rkは水素、ヒドロキシ、(1-6C)アルコキシまたは-CH2-Rj(式中、Rjは、カルボキシ、[(1-4C)アルコキシ]カルボニルまたは窒素原子上に1個または2個の(1-2C)アルキル置換分を有していることもあるカルバモイルである)である)であり;RmおよびRnの一方は水素であり、他方はアミノ、ブロモ、(1-4C)アルキルまたは(1-4C)アルコキシであり、あるいはRmおよびRnはいっしょになってベンゾ環を形成する]であり; L2Bは-NH-CO-、-O-CO-、-CH2-O-または-O-CH2-であり、すなわち-L2B-Q2Bは-NH-CO-Q2B、-O-CO-Q2B、-CH2-O-Q2Bまたは-O-CH2-Q2Bであり; Q2Bは[式中、R0は水素、ハロ、(1-6C)アルキル、(1-4C)アルコキシ、ベンジルオキシまたは(1-4C)アルキルチオであり;Rpは1-ヒドロキシエチル、1-ヒドロキシ-1-メチルエチル、1-メトキシ-1-メチルエチル、4-ピペリジニル、4-ピリジニル、ジメチルアミノスルホニルまたは-J-Rq(式中、Jは単結合、メチレン、カルボニル、オキソ、-S(O)q-(式中、qは0、1または2である)または-NRr-(式中、Rrは水素またはメチルである)であり;Rqは(1-6C)アルキル、フェニル、3-ピリジルまたは4-ピリジルである)である]であり; L2Cは-NRV-CO-X-、-NRV-CS-Y-、-CH2-CO-NRW-CH2-、-O-CO-、-O-CH2-、-S-CH2-または-CH2-NRX-CH2-であり、すなわち-L2C-Q2Cは-NRV-CO-X-Q2C、-NRV-CS-Y-Q2C、-CH2-CO-NRW-CH2-Q2C、-O-CO-Q2C、-O-CH2-Q2C、-S-CH2-Q2Cまたは-CH2-NRX-CH2-Q2C(ここに、Xは-(CH2)x-(式中、xは0、1または2である)、-NRW-、-NRW-CH2-、-O-、-O-CH2-または-S-CH2-であり;Yは-NRW-CH2-または-O-CH2-であり;RVおよびRWはそれぞれ独立して、水素、ベンジルまたはα位で分岐していない(1-6C)アルキルであり;ならびにRXは水素、ベンジルオキシカルボニルまたは[(1-4C)アルコキシ]カルボニルである)であり; Q2Cは1-(4-ピリジル)ピペリジン-4-イル、1-(4-ピリジル)ピペリジン-3-イルまたは1-(4-ピリジル)ピロリジン-3-イル(ここに、ピリジルは第2位に、シアノ、アミノメチル、カルボキシ、ヒドロキシメチルおよび(1-2C)アルキルから選択される置換分を有していてもよい)であり; L2Dは-NH-CO-であり、すなわち-L2D-Q2Dは-NH-CO-Q2Dであり; Q2Dは4-(4-ピリジニル)ベンジルオキシ、9-オキソ-9H-フルオレン-3-イル、(クロロ、メチルまたはメトキシ置換分を有していることもある)ベンゾ[b]チオフェン-2-イル、(クロロ、メチルまたはメトキシ置換分を有していることもある)ベンゾフラン-2-イル、4-(4-モルホリニル)-4-オキソブチル、および(いずれもが第1位に、メチルスルホニル、フェニルスルホニル、(1-5C)アルキル、(4-7C)シクロアルキル、テトラヒドロピラン-4-イル、4-チアシクロヘキシルおよび-CH2-RZ(式中、RZはイソプロピル、シクロプロピル、フェニル、フリル、チエニル、2-チアゾリルまたはピリジル(ここに、フェニルはハロ、シアノ、ヒドロキシ、メトキシ、アセトキシ、ベンジルオキシ、アミノ、アセチルアミノ、ニトロおよび3,4-メチレンジオキシから独立して選択される1個または2個の置換分を有していることもあり、そしてチエニルまたはフリルはメチルまたはニトロ置換分を有していることもある)である)から選択される置換分を有する)4-ピペリジニルまたは3,4-ジデヒドロピペリジン-4-イルから選択される]である]で示される因子Xa阻害化合物、 または式Iで示される化合物のプロドラッグ; または式Iで示される化合物またはそのプロドラッグの製薬的に許容される塩の有効量を用いることを含む因子Xaの阻害方法。
IPC (8件):
C07D333/40 ,  A61K 31/381 ,  A61K 31/404 ,  A61K 31/44 ,  A61P 7/02 ,  A61P 43/00 111 ,  C07D209/42 ,  C07D213/82
FI (8件):
C07D333/40 ,  A61K 31/381 ,  A61K 31/404 ,  A61K 31/44 ,  A61P 7/02 ,  A61P 43/00 111 ,  C07D209/42 ,  C07D213/82

前のページに戻る