特許
J-GLOBAL ID:200903052109786867

バルブタイミング調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-052241
公開番号(公開出願番号):特開平6-317123
出願日: 1990年03月31日
公開日(公表日): 1994年11月15日
要約:
【要約】【目的】本発明は連結ピンとロッカ-シャフトとの間のがたつきを低減し、かつ油圧の応答性を高め、低速用および高速用の各ロッカ-ア-ム間を連結状態と連結解除状態とに切換える操作を円滑化することを最も主要な特徴とする。【構成】ロッカ-シャフト11に油圧通路33内の圧油を連結ピン31の突球面38a側に導く油通路を形成し、連結ピン31とロッカ-シャフト11の貫通穴32の内周面との間の連結ピン31のガイド長さが短くなることを防止し、かつ連結ピン31の鍔部38の端面に高速用ロッカ-ア-ム14におけるロッカ-シャフト11との摺接面と略同径の突球面38aを形成したものである。
請求項(抜粋):
低速用カムと高速用カムとが装着されたカムシャフトと、前記低速用カムによって駆動される低速用ロッカ-ア-ムと、前記高速用カムによって駆動される高速用ロッカ-ア-ムと、前記低速用ロッカ-ア-ムおよび高速用ロッカ-ア-ムのいずれか一方が固定状態、他方が回動可能に装着されたロッカ-シャフトと、このロッカ-シャフトの軸心部に形成された油圧通路と、前記ロッカ-シャフトに回動可能に装着されたロッカ-ア-ムにおける前記ロッカ-シャフトとの接合面に形成された係合穴と、前記ロッカ-シャフト内に前記油圧通路と直交状態で、前記係合穴と対応する位置に穿設された貫通穴と、この貫通穴の一端部側から前記油圧通路と対応する位置まで形成された前記係合穴よりも大径な大径部と、前記貫通穴内に収容された収容位置から前記係合穴側に突出された突出位置まで突没自在に装着され、前記突出位置で前記係合穴内に係脱可能に係合されて前記ロッカ-シャフトと前記回動可能なロッカ-ア-ムとの間を連結状態に切換える連結ピンと、この連結ピンの一端部に形成され、前記大径部に沿って摺動可能な鍔部と、この鍔部における前記ロッカ-ア-ムとの接合面に形成され、前記ロッカ-ア-ムの内周面と略同径の突曲面と、前記大径部に収容され、前記連結ピンを前記収容位置で保持する方向に付勢して前記ロッカ-シャフトと前記回動可能なロッカ-ア-ムとの間を連結解除状態で保持する付勢部材と、前記ロッカ-シャフトに形成され、前記油圧通路内の圧油を前記連結ピンの突曲面側に導く油通路とを具備したことを特徴とするバルブタイミング調整装置。
IPC (5件):
F01L 13/00 301 ,  F01L 13/00 ,  F01L 13/00 302 ,  F01L 1/18 ,  F02D 13/02

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