特許
J-GLOBAL ID:200903052110755258
遊星歯車装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
苗村 正 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-110524
公開番号(公開出願番号):特開平8-303532
出願日: 1995年05月09日
公開日(公表日): 1996年11月19日
要約:
【要約】【目的】遊星歯車への負荷を等配でき、かつ低コストでしかも静粛性などに優れた遊星歯車装置を提供する。【構成】太陽歯車2と、太陽歯車2を囲む内歯車3と、キャリア4に前記太陽歯車2、内歯車3に噛合う遊星歯車5を回転自在かつ一体に支持させた遊星キャリア体6とからなる遊星変速段Uを筒状のハウジング部材7内に組込む遊星歯車装置であって、前記内歯車3は、内歯部3Aをプレス抜きされたリング状のプレス抜き板9を積層した打抜き積層体からなり、前記プレス抜き板9には、一面に設けた凸状の錐部T1を有する嵌入突起10Bと、この凸状の錐部T1が嵌合できかつ他面に設けた凹状の錐部T2を有する嵌入凹所10Aとからなり、しかも積層により隣り合うプレス抜き板9がずれ可能に内歯部3Aが位相合わせされる位相合わせ嵌合部10を形成するとともに、前記プレス抜き板9の外周面と前記ハウジング部材の内周面との間に間隙を設け、かつこの間隙に、防振材を配したことを特徴としている。
請求項(抜粋):
太陽歯車と、この太陽歯車を囲む内歯車と、キャリアに前記太陽歯車、内歯車に噛合う遊星歯車を回転自在かつ一体に支持させた遊星キャリア体とからなる遊星変速段を筒状のハウジング部材内に組込む遊星歯車装置であって、前記内歯車は、内歯部をプレス抜きされたリング状のプレス抜き板を積層した打抜き積層体からなり、前記プレス抜き板には、その一面に設けた凸状の錐部を有する嵌入突起と、この凸状の錐部が嵌合できかつ他面に設けた凹状の錐部を有する嵌入凹所とからなり、しかも積層により隣り合うプレス抜き板の前記凸状の錐部と、凹状の錐部との嵌合によって、ずれ可能に内歯部が位相合わせされる位相合わせ嵌合部を形成するとともに、前記プレス抜き板の外周面と前記ハウジング部材の内周面との間に間隙を設け、かつこの間隙に、防振材を配したことを特徴とする遊星歯車装置。
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