特許
J-GLOBAL ID:200903052112363608

断熱パネルの接続部の構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西川 惠清 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-357181
公開番号(公開出願番号):特開平11-181997
出願日: 1997年12月25日
公開日(公表日): 1999年07月06日
要約:
【要約】【課題】4枚の断熱パネルのコーナー部間の接続箇所における水密性を、目地部分に充填されるコーキング剤等の経年変化による劣化や、振動や地震等による亀裂発生等においても、長期にわたって良好に維持する。【解決手段】 下段において左右に隣接する断熱パネルA,Aの第2の間隔Yに断熱材3の側端面の上端部に至る縦小パッキン43を挿入し、下段において左右に隣接する断熱パネルA,Aの各々に対して、断熱パネルAの上端部の表面側において、水密パッキンPの下端面P1 を第1パッキン受面S1 に、水密パッキンPの底面P2 を第2パッキン受面S2 に、水密パッキンPの側端面P3 を第3パッキン受面S3 にそれぞれ弾接させ、左右の水密パッキンP,Pの対向する側端面S4 ,S4 を弾接させるとともに水密パッキンPと縦小パッキン43とを弾接させる。
請求項(抜粋):
対向される表側外皮と裏側外皮との間に断熱材を充填した断熱パネルの接続部の構造であって、パネル本体の上端部に表側外皮を裏面側に折り曲げてパネル面に略直交する横目地側壁を形成し、横目地側壁に連ねてパネル面に略平行となる横目地底壁を形成し、パネル本体の横目地底壁よりも上端部に嵌合凹部を形成し、パネル本体の左右端部に断熱材の側端面に第1の間隔を隔てて表側外皮を折り曲げて側壁を形成し、側壁からパネル本体の厚さ方向の中間部から外側方に縦目地片を延出し、縦目地片の上端を裏面側に折り曲げてパネル面とは略直交する第1パッキン受面を形成し、第1パッキン受面の先端に連続させてパネル面と略平行となる第2パッキン受面を形成し、第1パッキン受面及び第2パッキン受面に連なるとともに横目地底壁の側端部を裏面側に折り曲げてパネル面に略直交する第3パッキン受面を形成し、第3パッキン受面の裏面と断熱材の側端面間に第2の間隔を形成し、パネル本体の下端部に、横目地側壁の高さに相当する厚さの横目地形成片を垂下し、横目地形成片の下端に上記横目地側壁に対向する横目地形成壁を形成し、横目地形成片よりも裏面側に嵌合凸部の他方を形成して断熱パネルを構成し、上下左右の4枚の断熱パネルの接続箇所において、下段において左右に隣接する断熱パネルの嵌合凹部に帯状のパッキンを敷設し、各断熱パネルの第1の間隔に帯状の縦パッキンを挿入し、下段において左右に隣接する断熱パネルの第2の間隔に断熱材の側端面の上端部に至る縦小パッキンを挿入し、下段において左右に隣接する断熱パネルの各々に対して、断熱パネルの上端部の表面側において、水密パッキンの下端面を第1パッキン受面に、水密パッキンの底面を第2パッキン受面に、水密パッキンの側端面を第3パッキン受面にそれぞれ弾接させ、左右の水密パッキンの対向する側端面を弾接させるとともに水密パッキンと縦小パッキンとを弾接させ、下段において左右に隣接する断熱パネルの横目地側壁に、上段において左右に隣接する断熱パネルの横目地形成壁を対向させて横目地を形成し、上段の左右の断熱パネルの縦目地片の裏面側に水密パッキンを敷込み、上下に対向する断熱パネルの嵌合凹部と嵌合凸部とをパッキンを介装して嵌合させ、横目地及び縦目地にコーキング剤を充填して成ることを特徴とする断熱パネルの接続部の構造。
IPC (3件):
E04F 13/12 ,  E04F 13/12 101 ,  E04C 2/26
FI (4件):
E04F 13/12 E ,  E04F 13/12 J ,  E04F 13/12 101 G ,  E04C 2/26 V

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