特許
J-GLOBAL ID:200903052113467733

移動通信システムの送信電力制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩佐 義幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-011478
公開番号(公開出願番号):特開平5-206927
出願日: 1992年01月27日
公開日(公表日): 1993年08月13日
要約:
【要約】【目的】 キャリアセンスによってチャネルを割り当てる移動通信システムにおいて、強制切断率を低減する。【構成】 新たに発生した呼によるチャネル割当要求の場合は希望波レベルが低いときのみ高い送信電力とし、それ以外は低い送信電力とする。これに対して通話中のチャネル切り換えのチャネル割当要求の場合は希望波レベルが低いときだけでなく、希望波対干渉波電力比が低いときにも高い送信電力とする。
請求項(抜粋):
複数のセルにそれぞれ設けられた基地局が、通話要求に対して、複数の通話チャネルから通話チャネルを選択し、基地局及び移動局は複数の送信電力の選択が可能であって、前記通話チャネルの干渉波電力が一定値以下であり、前記通話チャネルにおける希望波対干渉波電力比が所要値以上であった場合に前記通話チャネルを割り当てるセルラー方式の移動通信システムの送信電力制御方式であって、新たに発生した呼に対して通話チャネルを割り当てる場合には、基地局及び移動局は希望波の受信電力を測定し、前記希望波の受信電力が一定値以上となる最も小さい送信電力をそれぞれ選択し、通話中に通話チャネルを切り換えるときには、基地局及び移動局は希望波の受信電力及び切り換え先として選択したチャネルの干渉波の受信電力を測定し、前記希望波の受信電力が前記一定値以上となり、かつ希望波対干渉波電力比が所要値以上となる最も小さい送信電力をそれぞれ選択することを特徴とする移動通信システムの送信電力制御方式。

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