特許
J-GLOBAL ID:200903052114901038

光ファイバの線引き方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 芳樹 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-022149
公開番号(公開出願番号):特開2002-226227
出願日: 2001年01月30日
公開日(公表日): 2002年08月14日
要約:
【要約】【課題】 比屈折率差が大きい光ファイバを線引きする場合であっても、光ファイバ内の格子欠陥の残留量を十分に低減することができ、水素雰囲気下での特性劣化が十分に抑制された光ファイバを効率よく且つ安価に得ることが可能な光ファイバの線引き方法を提供すること。【解決手段】 本発明の光ファイバの線引き方法は、線引き炉3を用い、炉心管4の入口から光ファイバ母材1を挿入して、ヒータ6a、6bにより光ファイバ母材1を加熱軟化させて、炉心管4の出口に向かって所定の引張張力で線引きする方法であって、線引き方向に沿った炉心管4の表面の温度分布が、中央部aよりも入口に近い部分bで最高温度となり、最高温度となる部分bから出口に向かって実質的に単調減少し、且つ最高温度が1700〜2300°Cの範囲内であるという条件を満たすことを特徴とするものである。
請求項(抜粋):
光ファイバ母材を挿入するための炉心管と、前記炉心管を包囲する炉体と、前記炉体内において前記炉心管の外周に配置されたヒータとを備える線引き炉を用い、前記炉心管の入口から前記光ファイバ母材を挿入して、前記ヒータにより前記光ファイバ母材を加熱軟化させて、前記炉心管の出口に向かって所定の引張張力で線引きする方法であって、線引き方向に沿った前記炉心管の表面の温度分布が、前記炉心管の中央部よりも前記入口に近い部分で最高温度となり、前記最高温度となる部分から前記出口に向かって実質的に単調減少し、且つ前記最高温度が1700〜2300°Cの範囲内であるという条件を満たすことを特徴とする光ファイバの線引き方法。
IPC (3件):
C03B 37/027 ,  C03B 37/07 ,  G02B 6/00 356
FI (4件):
C03B 37/027 A ,  C03B 37/027 Z ,  C03B 37/07 ,  G02B 6/00 356 A
Fターム (3件):
4G021HA01 ,  4G021HA03 ,  4G021HA05

前のページに戻る