特許
J-GLOBAL ID:200903052118348422
多孔体の製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
▲吉▼川 俊雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-108865
公開番号(公開出願番号):特開2003-301069
出願日: 2002年04月11日
公開日(公表日): 2003年10月21日
要約:
【要約】【課題】 溶融成形法を用いた多孔体の製造法であり、分離膜として利用可能な10μm以下の孔径でかつ均一な孔径分布を有する多孔体を得る方法を提供すること。【解決手段】 気孔形成材として用いるペンタエリスリトールの柔粘性結晶として特性に注目し、さらに適当な樹脂を選定することにより該樹脂の溶融温度以上という条件において、ペンタエリスリトールを分子レベルで該樹脂に溶解させることにより一相状態を作り出した。高温で一相状態にある柔粘性結晶と樹脂の混合物を冷却することにより、任意の温度で、柔粘性結晶の再結晶化もしくは、柔粘性結晶と該樹脂の溶融体のスピノーダル分解などの熱的相分離のいずれかのメカニズムにより、任意のサイズの均一な分散構造が得られ、最終的に組成物から柔粘性結晶化合物を除去することにより、元々の柔粘性結晶化合物の結晶サイズに依存し無い均一な孔径を有する多孔体を得ることができる。
請求項(抜粋):
樹脂と気孔形成剤とからなる樹脂組成物を、該樹脂の溶融温度以上で溶融成形した後に、該気孔形成剤を溶媒などで除去する溶融成形溶媒抽出法による多孔体製造法であって、該気孔形成剤として柔粘性結晶化合物を用い、該樹脂組成物を構成する柔粘性結晶化合物と樹脂とが分子単位での一相状態となり得る組み合わせを用いることを特徴とする多孔体の製造方法。
IPC (4件):
C08J 9/26 102
, C08J 9/26 CEX
, B01D 71/38
, C08L 29:04
FI (4件):
C08J 9/26 102
, C08J 9/26 CEX
, B01D 71/38
, C08L 29:04 Z
Fターム (20件):
4D006GA01
, 4D006HA41
, 4D006JA02C
, 4D006MA03
, 4D006MA22
, 4D006MB02
, 4D006MC34
, 4D006MC34X
, 4D006NA22
, 4D006PB08
, 4F074AA43
, 4F074BA73
, 4F074BA82
, 4F074CB03
, 4F074CB16
, 4F074CB27
, 4F074CC05X
, 4F074CC45
, 4F074DA03
, 4F074DA59
前のページに戻る