特許
J-GLOBAL ID:200903052131845192

移動通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安富 耕二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-156298
公開番号(公開出願番号):特開平9-009355
出願日: 1995年06月22日
公開日(公表日): 1997年01月10日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、ある基地局に位置登録された移動局が他の基地局のサービスエリアに移動したときに、圏内及び圏外の表示を正確に行うものである。【構成】 本発明は、ID判別部8でIDメモリ9に記憶している直前の基地局IDと現在受信している基地局のIDとを比較し、異なっていれば、つまり、前回位置登録された基地局とは異なる基地局のサービスエリアにいれば、現在の基地局から通信可能判定レベルを受信し、そのレベルと現在の受信レベルLoを比較する(レベル比較部3)。その比較結果に応じて、受信レベルLoが判定レベル以上であれば圏内の報知(表示)を行い、判定レベル以下であれば圏外の報知(表示)を速やかに行う。
請求項(抜粋):
複数の基地局と、この複数の基地局のうち、少なくとも1つの基地局のサービス可能なサービスエリア内で、この基地局と無線通信を行うことができる移動局とからなり、少なくともサービスエリア内に、その基地局を示す識別信号を送信する識別信号送信手段と、その基地局で予め設定した受信範囲を制限するための電界強度を示す受信電界強度情報を送信する受信レベル送信手段と、を前記基地局に備え、前記基地局からの電界強度を検出する受信レベル検出手段と、前記移動局がいずれの前記基地局のサービスエリアに存在するかを該当する前記基地局の前記識別信号で記憶しておく識別メモリと、前記識別メモリに記憶した識別信号と、受信中の基地局からの識別信号を比較し、否定出力のとき、前記識別メモリに登録した基地局のサービスエリアとは異なる基地局のサービスエリアに前記移動局があると判断して、受信した前記識別信号を前記識別メモリに記憶させる識別信号判別手段と、前記識別信号判別手段の否定出力のときに、前記移動局が所在しているサービスエリアを備える前記基地局に、前記移動局がそのサービスエリアに所在している旨の登録を行う位置登録手段と、最後に位置登録したときの受信電界強度情報を記憶するレベルメモリと、位置登録した前記基地局からの前記受信電界強度情報と、すでに前記レベルメモリに記憶されている受信電界強度情報とを、前記位置登録手段の制御により選択し、出力するレベル選択手段と、前記受信レベル検出手段からの出力と、前記レベル選択手段からの出力を比較し、その結果でサービスエリアの圏内か圏外かを報知する報知手段を制御するレベル比較手段と、を前記移動局に備えたことを特徴とする移動通信システム。
IPC (2件):
H04Q 7/38 ,  H04Q 7/34
FI (2件):
H04B 7/26 109 T ,  H04B 7/26 106 A

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