特許
J-GLOBAL ID:200903052154744466

音声制御楽音発生装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-179185
公開番号(公開出願番号):特開平5-346787
出願日: 1992年06月12日
公開日(公表日): 1993年12月27日
要約:
【要約】【目的】 簡単な操作で所望の楽音に対して人間の声のニュアンスを明瞭に付加することのできる音声制御楽音発生装置を提供することを目的としている。【構成】 マイクロフォン6により検出されA/D変換回路10でディジタル変換したディジタル声信号p(n)のピッチをピッチ検出用DSP11で抽出し、ピッチデータに対応する音高のディジタル楽音信号x(n)を楽音発生回路17で発生する。このディジタル楽音信号x(n)及びディジタル声信号p(n)を、ボコーダ用DSP14で、複数の異なる周波数帯域内に帯域制限された楽音信号及び声信号に分割し、この各声信号からエンベロープ信号を抽出して、このエンベロープ信号で楽音信号を変調する。変調信号を累算して、ディジタル出力楽音信号z(n)としてD/A変換回路18に出力する。D/A変換回路18でアナログ出力楽音信号に変換し、アンプ19を介してスピーカ20から放音する。
請求項(抜粋):
演奏者による発声動作に基づいてディジタル声信号を生成する声信号生成手段と、該声信号生成手段からのディジタル声信号のピッチを抽出するピッチ抽出手段と、該ピッチ抽出手段からのピッチデータに対応する音高のディジタル楽音信号を生成する楽音信号生成手段と、前記ディジタル楽音信号を複数の異なる周波数帯域内に帯域制限された各楽音信号に分割する第1のディジタルフィルタリング処理と、前記ディジタル声信号を複数の異なる周波数帯域内に帯域制限された各声信号に分割する第2のディジタルフィルタリング処理と、該第2のディジタルフィルタリング処理により得られる帯域制限された各声信号から各エンベロープ信号を抽出するエンベロープ抽出処理と、前記第1のフィルタリング処理により得られる帯域制限された各楽音信号を、前記エンベロープ抽出処理により得られる各エンベロープ信号で変調する変調処理と、該変調処理で得られた各変調信号を累算して、ディジタル出力楽音信号として出力する累算処理と、を時分割のディジタル信号処理により所定の処理間隔で順次実行するディジタル信号処理手段と、該ディジタル信号処理手段から出力されるディジタル出力楽音信号をアナログ出力楽音信号に変換して放音する放音手段と、を備えたことを特徴とする音声制御楽音発生装置。
IPC (2件):
G10H 7/00 ,  G10H 1/00

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