特許
J-GLOBAL ID:200903052157708584

編組装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-064091
公開番号(公開出願番号):特開平11-247057
出願日: 1998年02月27日
公開日(公表日): 1999年09月14日
要約:
【要約】【課題】編組装置の引出孔からワイヤを引き出し、低テンションで可撓性長尺体外周面に互いに螺旋状に交差せしめてワイヤを編組するに際して、引き出したワイヤに弛みが生じ、その弛みに起因してワイヤ切れ及び製品不良を起すのを改善する。【解決手段】ワイヤの編組装置10を、中心穴を有し、固定配置されたデッキ板14と、互いに8の字状に交差しつつデッキ板14の周方向に延びる第一及び第二の一対の環状の軌道溝16A,16Bと、それら軌道溝16A,16Bに沿って走行する一組のキャリヤ18A,18Bと、を含むように構成し、キャリヤ18A,18Bから引き出したワイヤ65A,65Bを可撓性長尺体76の外周面に互いに螺旋状に交差せしめて巻付編組する。その際、キャリヤ18A,18Bにおけるワイヤの引出孔66を、キャリヤ中心部に対してキャリヤの進行方向と直角方向でデッキ板14の中心寄りの位置に固定状態に設ける。
請求項(抜粋):
(イ)中心穴を有し、固定配置されたデッキ板と、(ロ)該デッキ板に形成され、それぞれが波打形状を成し且つ互いに8の字状に交差しつつ該デッキ板の周方向に延びる第一及び第二の一対の環状の軌道溝と、(ハ)該第一軌道溝,第二軌道溝のそれぞれに相対回転不能に嵌入し、それら第一,第二軌道溝により方向規制されつつ走行案内される誘導部を備えたフートを下部に有するとともに、ボビン軸と線材の引出孔とを有し、該ボビン軸に回転可能に嵌装されたボビンからの線材を該引出孔より引き出しつつ、前記第一軌道溝,第二軌道溝に沿って相対的に逆走行する第一及び第二の一対のキャリヤを組とする複数組のキャリヤと、(ニ)それらキャリヤを走行駆動する駆動装置と、を有し、それらキャリヤの走行に伴って各キャリヤから引き出された線材を、前記デッキ板の中心穴を挿通して該デッキ板の軸線方向に相対移動する可撓性長尺体の外周面に互いに螺旋状に交差せしめて巻付編組する線材の編組装置において前記キャリヤにおける引出孔を、前記誘導部の軸心位置に対して該キャリヤの進行方向と直角方向で前記デッキ板の中心寄りの位置に固定状態に設けたことを特徴とする編組装置。
IPC (2件):
D04C 3/38 ,  D04C 3/18
FI (2件):
D04C 3/38 ,  D04C 3/18

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